ボケ防止にピッタリ! 50代以上のおじさんにお薦めの「肩肘張らないで乗れるMT車」

ボケ防止にピッタリ! 50代以上のおじさんにお薦めの「肩肘張らないで乗れるMT車」

 シフトノブを動かし、クラッチとブレーキ、アクセルのペダルを操るMT車は、自分で運転しているという快感が味わえる。50代のおじさんにとっては、MT車は、遠い昔の記憶になっているかもしれない。今こそ、MT車に戻りませんか? ボケ防止にもなりますよ!

文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部、トビラ写真(maskin@Adobe Stock)

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MT車再デビューを成功させる3つの心得

最初は慣れないかもしれないが、すぐに感覚は戻ってくる!
最初は慣れないかもしれないが、すぐに感覚は戻ってくる!

 MT車といえば、かつてはクルマの主流だった。しかし現在の新車販売におけるMT車の比率はわずか数パーセント。そんな状況下でもMT車を選ぶ価値は確かにある。

 一番の理由は、「運転が楽しい」から。AT車に慣れた今こそ、自分の意思でギアを選び、クラッチを踏んでシフトチェンジする感覚は新鮮。加えて、MT操作は脳の活性化にもつながり、加齢による判断力の低下を補う“脳トレ”的な効果も注目されている。

 しかも近年のMT車は、衝突被害軽減ブレーキなどの先進安全装備も充実。昔の「危ない」「疲れる」イメージを払拭し、快適なドライブを実現している。

 まず、MTに慣れるまで焦らないこと。最初はぎこちなくてもOK。数日で感覚が戻るはず。2つめは軽いクルマから始めること。小型車や軽トラは扱いやすく再挑戦にも最適。3つ目は安全装備付きモデルを選ぶこと。自動ブレーキや横滑り防止装置などが安心を後押しする。

 MT車は単なる移動手段ではなく、「操る楽しさ」を取り戻すツールだ。特にクルマ文化を経験してきた50〜60代には、運転の愉しみを再発見する絶好の機会。MT車に戻ろうじゃありませんか?

 シフトノブを動かし、クラッチ、ブレーキ、アクセルペダルを踏みこむ一連の操作は、60代以上のおじさんにとっても、ボケ防止につながるだろう。

おじさんにお薦めMT車:スズキ スイフトMXハイブリッド

ボディ、シャシーが凄くいい。先代よりは重くなったけど、それでも充分軽い。この軽さとボディのしっかり感のバランスが絶妙! 3気筒1.2Lエンジンとのバランスも超絶
ボディ、シャシーが凄くいい。先代よりは重くなったけど、それでも充分軽い。この軽さとボディのしっかり感のバランスが絶妙! 3気筒1.2Lエンジンとのバランスも超絶

 本来ならばスイフトスポーツを推したいところだが、開発が遅れており、2026年秋から冬にかけて登場する可能性が高いので、現行モデルのスイフトを紹介しておきたい。

 スイフトは、「軽快な走り」「コンパクトサイズ」「コストパフォーマンス」が揃った好バランスな1台。 82ps/11kgm+3.1ps/6.1kgmを発生する1.2L、直3マイルドハイブリッドを搭載している。

 現行モデルでも5MTが継続設定されており、安全装備のアップデートも魅力。特にアダプティブクルーズコントロールの搭載により、MT車での長距離運転もぐっと楽になった。日常と趣味を両立できる1台。

 スイフトスポーツほどスポーツしていなくても、そこそこ走りが楽しめるのでお薦めだ。

おじさんにお薦めのMT車:スズキ ジムニーシエラ

ジムニーシエラ。2025年11月に大幅改良を受け、安全装備が強化された
ジムニーシエラ。2025年11月に大幅改良を受け、安全装備が強化された

 2025年11月4日に一部改良された5型のジムニー&シエラ。本当は5ドアのノマドをお薦めしたいところだが、2026年1月30日から受注が再開されるとはいえ、納期はいつになるのか、おじさんは待ってられない……。

 もちろん、軽のジムニーもいいのだが、おじさんにはシエラのほうが合っている気がする。5型となって最新の衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーサポートII」やACCが標準装備されたので安心だ。

 ジムニーシエラをお薦めする最大の理由は、もちろん本格的なオフロード走行が楽しめるからだ。強靭なラダーフレーム構造、前後リジットアクスル式サスペンション、そしてリサーキュレーティング式のステアリングと、悪路での走破性を一番に考えられた構造。まさにこだわりのクロカン四駆がジムニーシエラ。

 前輪と後輪をシンプルな構造で直結するパートタイム4WDを採用し、路面状況などに応じて2WDと4WDを任意に切り替えて走行でき、副変速機では2H(2WD)、4H(4WD高速)、4L(4WD低速)をトランスファーレバーで切り替えることができる。ぜひ一度、本格的なオフロードコースを走ってほしい。その実力がわかるはずだ。

 惜しむらくは、4ATと5MTが同価格となり、MTの価格アップ率が高いこと。シエラJLの5MTは30万9100円アップの227万1500円、シエラJCの5MTは30万1400円アップの238万5900円。ちなみに4ATのJCが21万100アップの227万1500円、JCの4ATが20万2400円アップの238万5900円。

おじさんにお薦めのMT車:スズキ スーパーキャリイ

ヘッドライトが変更されカッコよくなったスーパーキャリイ
ヘッドライトが変更されカッコよくなったスーパーキャリイ

 2025年12月19日に発表、2026年1月23日に発売予定のキャリイ、スーパーキャリイの一部改良モデル。今回の一部改良の内容は、全グレード共通装備として安全・快適アイテムを大幅に充実させているのがポイント。フロント回りは、LEDヘッドライト(ブラックエクステンション付き)が全車標準装備されたほか、フロントガーニッシュ&アンダーガーニッシュのデザインが変更された。

 室内では、デジタルメーターをはじめ、インパネポケットやセンターポケット、インパネドリングホルダーやシート一式ヘッドレストなどが装着されている。

 安全装備では、デュアルセンサーブレーキサポートIIに加え、低速前進時ブレーキサポートやフロント/リアのパーキングセンサー、車線逸脱抑制機能を装備。

 さらに先行車や信号の切り替わりを知らせる発進お知らせ機能や、車両進入禁止・一時停止・赤信号に対応した標識認識機能、エマージェンシーストップシグナルも備える。ついに軽トラにも普通乗用車と同じ安全装備が装着される時代になったのだ。

 もちろん、キャリイ、スーパーキャリイにはMTも用意されている。前席後ろにちょっとした荷物も置けるし、リクライニングできるスーパーキャリイが最高だ。

特別仕様車Xリミテッド(ツールオレンジ)
特別仕様車Xリミテッド(ツールオレンジ)

 なかでも スーパーキャリイの特別仕様車のXリミテッドはフロントバンパーやフォグランプベゼルなどをブラック仕上げに加え、ボディサイドに入った「MT MOUNTAIN TRAIL」というデカールもカッコいい。価格は164万6700円。

 とにかく一度、軽トラのMTを試乗してほしい。軽くて運転するのが楽しいに尽きる。バイクの感覚に近いというのは大げさかもしれないが、とにかく楽しいのでぜひ乗ってほしい。

特別仕様車Xリミテッドのコクピット
特別仕様車Xリミテッドのコクピット

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