ソニー損保が20歳のカーライフ意識を調査した。免許保有やマイカー事情に加え、ドライブ中に聴きたい音楽や車内に置きたいキャラまで明らかになり、若者のクルマ観が立体的に見えてくる!?
文:ベストカーWeb編集/画像:トヨタ、日産、Adobe Stock
【画像ギャラリー】やっぱり高い? でも状況が整うなら欲しい…… 20歳が抱えるクルマに対するリアル!!(11枚)画像ギャラリー20歳、ぶっちゃけクルマについてどう考えてるの?!
2026年1月12日、世間ではまさにあたらしい20歳の誕生が祝われようとしている最中。そんななか、気になるのはやっぱり「若者のクルマ離れ」。叫ばれ続けて、もう何年どころか、もはや何十年に達しそうな勢いだ。ただ、盛況に終わった東京オートサロン2026を見ても、本当に若者はクルマに関心がないのかと聞かれると、首を傾げたくなる。
実はこの現象イマに始まったことではない。なんだか最近毎年のように「若者もクルマに関心があるのでは?」と言い続けている気もするが、実際のとこどうなのか!? そんな中で、折よく興味深い調査結果が公表されたぞ!
なんとソニー損保が、2026年1月6日に「2026年 20歳のカーライフ意識調査」の結果を発表! これは、2005年4月2日から2006年4月1日生まれの男女1000人を対象に、インターネットで実施された調査とのこと。要は、本日成人として祝われる方々のクルマに対する興味がここに集約されているのだ!
さっそく調査結果を見てみましょう!
免許保有率は低下…… でもちょっと待ってまだ20歳だ!
注目は、20歳の運転免許保有率が51.3%となり、3年連続で下降が続いている点。MT車の保有率に至っては11.5%ととなっている。この結果をみれば、18歳になったらあるいは高校を卒業したらすぐ取得するといった時代と異なり、やはり免許保有率は高いとは言えないだろう。
ただし、「運転免許取得予定」を含めれば25.8%に達し、この予定者たちが無事全員取得できたと仮定するのであれば、20歳の保有率はもっと増えるはずだ。さらに、この調査は「現時点」での保有率。数年後あるいは近い将来での取得を考慮すれば、数値はさらに伸びるであろう。
また、免許を持っていない層も含めた「車(バイクを除く)を購入する予定がある」といった回答は14.6%に、「購入する予定はないが、いずれは欲しい」も39.4%となり、合計するとクルマの所有に前向きな割合は67.2%に達する。
それだけでなく「ドライブをすることが好き」は41.1%、「車に興味がある」は30.0%となっており、クルマへの距離が広がった現在でも、運転や外出を楽しみたい層が一定数いることがよく分かる。
一見クルマ離れに見えるけど……?
もちろん「若者のクルマ離れ」に関する設問も用意されており、「車を所有する経済的な余裕がない」に「あてはまる」と答えた割合は46.9%でほぼ半数。「車を所有しなくてもカーシェアで十分だ」と考えるのも24.6%という結果に。
さらに、カーライフに必要だと思う手取り月収については、平均で31.8万円、カーライフのためにかけられる金額については平均1万6753円という結果がでており、20歳にとってクルマの所有はだいぶ厳しい現実として映っていることがわかる。
クルマの価値についても「単なる移動手段としての道具」と答えたものが51.5%で最多となり、「運転することそのものを楽しむもの」は21.5%に止まっている。
さらに革新的な設問「『若者の車離れ』とは自分自身のことだ」という項目に当てはまると答えた割合も33.4%に達しており、「若者のクルマ離れ」は決して架空の現象ではないようだ。
ただし、40.0%が「メーカーにもっと若者向けの車を作ってほしい」とも思っている模様。こうした結果から、若者はクルマそのものを否定しているわけではなく、環境が整うのであればクルマを所有したいと考えていることが読み取れる。
20歳という段階では、クルマに興味がないというより、価格や使い方、選択肢との折り合いを探している状態なのだと推測できる。














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