長らく月販トップを守ってきたホンダN-BOXが、2025年10月にまさかの首位陥落。同年6月に登場した新型ムーヴが逆転したが、その背景には9月決算のディーラー登録増と反動減があった。ダイハツ復活の兆しか、それとも一時的な現象か。軽市場の攻防を追う。
※本稿は2025年12月のものです
文:国沢光宏/写真:ダイハツ、ホンダ、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2026年1月26日号
ムーヴで盛大に上げた復活の狼煙
近年の月別新車販売台数ランキングでは、ホンダ N-BOXの独壇場だった。ところが2025年10月、同年6月に新型が登場したダイハツ ムーヴが、N-BOXをトップから引きずり下ろした。N-BOXにいったい何が?
2025年10月の登録台数でムーヴがN-BOXを抜いたということは大きな問題じゃない。というのも9月の決算月対策のためホンダ、大量のディーラー登録を行ったのである。反動で10月の減少になったワケ。実際、11月に再びN-BOXが販売トップに戻っている。
興味深いのは今回のバックボーン。不祥事で生産も開発も大きな制限を受けていたダイハツが、2025年夏くらいから復活の動きを見せている。最初の「ご挨拶」がこのニュースだと思えばいい。
いずれN-BOXの対抗馬であるタントもフルモデルチェンジしてくる。N-BOXの一本足打法状態が続くホンダながら、これからはスズキだけでなく復活したダイハツとも戦わなければならなくなる。
【画像ギャラリー】復活したダイハツのこれからに大注目!! N-BOXの強力ライバルとして名乗りを上げたダイハツ ムーヴ(16枚)画像ギャラリー

















コメント
コメントの使い方