ピクシス バンにEV登場!! 電動っぽい名前を付けずにまさかの「デラックス」を名乗っておじさんが号泣な件!!!

ピクシス バンにEV登場!! 電動っぽい名前を付けずにまさかの「デラックス」を名乗っておじさんが号泣な件!!!

 ダイハツ ハイゼットへのEV投入に合わせて、兄弟車「ピクシス バン」にも電動モデルが登場した。そのグレード名が泣かせる。「eピクシス」とかを名乗らずになんと「デラックス」! 昭和世代がカローラやクラウンで憧れた高級グレードの名が復活したのだ。それにしてもデラックスって平成&令和世代にも通じるの?

文:ベストカーWeb編集部/写真:トヨタ自動車

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上下関係まで分かった昭和のグレード名

1966年に登場した初代カローラ。スタンダード、スペシャル、デラックスというグレード構成だった
1966年に登場した初代カローラ。スタンダード、スペシャル、デラックスというグレード構成だった

 近年の国産車を見渡すと、グレード名は実にあっさりしている。G、X、Zといったアルファベット表記が主流で、商用車ならおなじみの「DX」も健在だ。ただしこのDX、もはや“デラックス”の略だと意識している人は少ないだろう。単なる記号として定着してしまっているのが実情だ。

 だからこそ、新に登場したトヨタの軽EVバン「ピクシス バン デラックス」は目を引く。DXではなく、あえて「デラックス」とフル表記。ここ20年ほどの日本車を振り返っても、正式なグレード名として「デラックス」を名乗る例はかなり珍しい。

 昭和の時代、クルマのグレード名はもっと饒舌だった。「スタンダード」「カスタム」「スペシャル」「デラックス」。名前を聞いただけで装備の充実度が分かり、上下関係までなんとなく想像できたものだ。デラックスでも飽き足らないお金持ち向けには「ハイデラックス」や「スーパーデラックス」まで登場したことも懐かしい思い出。カタログの文字だけで夢を見せてくれる時代だった。

昭和世代を狙った「おっさんホイホイ」モデルか?

BEVというハイテクモデルでありながらあえて「デラックス」を名乗るのは昭和世代を狙ったか?
BEVというハイテクモデルでありながらあえて「デラックス」を名乗るのは昭和世代を狙ったか?

 そんな“デラックス文化”は、平成に入る頃から徐々に姿を消していく。グレード名は短く、分かりやすく、そしてグローバルに通用することが求められるようになった。結果、「デラックス」は古風で、少し大げさな言葉として棚上げされてきたわけだ。

 しかし今回、その名前がまさかのEVで復活である。しかも中身は完全に現代仕様。航続距離257kmを実現し、静かでスムーズに走り、外部給電までこなす軽商用BEVだ。名前だけが懐かしく、中身は最先端。そのアンバランスさが妙にクセになる。

 考えてみれば、「DX」より「デラックス」のほうが、意味は圧倒的に分かりやすい。豪華かどうかはともかく、「ちゃんと装備されたグレードですよ」というメッセージは一瞬で伝わる。働くクルマにこそ、こうした直球のネーミングは意外と相性がいいのかもしれない。

 昭和世代には懐かしく、平成・令和世代には逆に新鮮。ピクシス バン デラックスは、クルマの進化はスペックだけでなく、言葉や記憶ともつながっているのだと、さりげなく思い出させてくれる存在だ。

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