2025年3月、「マイナ免許証」の運用が開始された。マイナンバーカードがさらに便利になると思いきや、デメリットを指摘する声も多い。そこで、マイナ免許証のメリットとデメリット、従来の免許証との2枚持ちの利点などを検証する!!
※本稿は2026年1月のものです
文:yuko、ベストカー編集部/写真:ベストカー編集部、AdobeStock(トップ画像=PJM@AdobeStock)
初出:『ベストカー』2026年2月26日号
まずはココから! マイナ免許証とはなんだ?
マイナンバーカードのICチップに運転免許情報を記録するのが「マイナ免許証」。デジタル管理される主な項目は次のとおり。
(1)運転免許証の番号
(2)運転免許取得日の年月日
(3)マイナ免許証の有効期間の末日
(4)運転免許の種類(普通、大型、二輪など)
(5)免許の条件にかかわる事項(AT限定、眼鏡、補聴器など)
(6)顔写真、優良(ゴールド)か一般運転者(ブルー)か。
その他、新規(若草色)の色区分など、従来の免許証と同等だ。
カード表面にこれらの情報は記載されず、専用アプリや「マイナポータル」で確認する仕組みで、マイナンバーカードを基本とする仕組みに移行となった「マイナ保険証」とは違い、保有するかどうかは希望制。
従来の運転免許証のみも選べるし、一体化したうえで、従来の免許証と併用することも可能だ。
マイナ免許証にすることのメリット
マイナ免許証最大のメリットは、免許更新時の講習をオンラインで受けられることだろう。
事前に自宅で講習を済ませられるため、更新時の拘束時間が大幅に短縮される。対象は「優良運転者(ゴールド)」と「一般運転者(ブルー)」。オンライン講習受講後は、警察署や運転免許試験場で視力検査などの適性検査を行い、更新手続きを行う必要があるが、負担はかなり軽減されるのが嬉しい部分。
また、更新手数料が安くなるのもメリット。更新時の手数料は「マイナ免許証のみ」なら2100円。従来免許証の更新(2850円)より750円も安くなる。この差は普及を促すインセンティブだろうが、使わない手はない。
ちなみに、マイナ免許証と従来免許証の両方を持つ場合は2950円と、100円割高になる。
【画像ギャラリー】たしかに便利!! でも不便になる部分もアリ!? マイナンバー免許証のメリットとデメリット(6枚)画像ギャラリー2枚が1枚になって便利だが有効期限に注意
マイナ免許証のメリットには、引っ越しや結婚などで住所・氏名が変わった場合、市町村への届け出だけで、警察署に行く必要がなくなるというのもある。マイナ免許証のみを持つ人に限られるが、転居が多い人や、手続きが面倒な人には大きな時短メリットだ。
そしてもちろん、身分証が1枚に集約されるのも見逃せないメリット。これまで、健康保険証と運転免許証の2枚を持ち歩いていたという人は、両方がマイナンバーカードに集約されるので、持ち歩くカードの管理がラクになる。
当初はマイナンバーカードを更新すると、免許証情報が引き継がれず、改めて手続きする必要があるという手間があったが、2025年9月1日より、自動的に反映されるシステムへと切り替わり、いいことずくめだ。
ただし、それぞれの有効期限に注意する必要はある。もし免許証の有効期限が切れれば、マイナンバーカードが有効でも無免許になるので、「有効期限」は気に留めておきたい。









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