なぜ昔の高級車はこんなにカッコいい? ピラーレスが生んだクラウン・ソアラなど名車の魅力解説

なぜ昔の高級車はこんなにカッコいい? ピラーレスが生んだクラウン・ソアラなど名車の魅力解説

 「スポーティーである」こと以外に、クーペのイメージとして思い浮かぶのは、「高級感」や「スマートさ」だろうか。それらを前面に押し出しているのが、各社から登場するラグジュアリークーペだ。品のある走りと内装で癒されたい!!

※本稿は2026年2月のものです
文:島崎七生人/写真:トヨタ、日産、ホンダ、マツダ、スバル、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2026年3月26日号
※歴代モデルの登場年は初代の登場年のみ記載

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高級感のあるオトナのクーペ

トヨペット クラウン ハードトップ(1968年)。Bピラーを廃したセンターピラーレス構造により、窓を開けた際の圧倒的な開放感と、クーペのような流麗なサイドビューを実現。角型ヘッドライトはHT専用
トヨペット クラウン ハードトップ(1968年)。Bピラーを廃したセンターピラーレス構造により、窓を開けた際の圧倒的な開放感と、クーペのような流麗なサイドビューを実現。角型ヘッドライトはHT専用

 1960〜1970年代の純オーナーカーの“上限”は、トヨタ クラウン、日産 セドリック/グロリアなどのクラスだった。

 そのなかでいち早くパーソナル色を打ち出したのが、クラウン初代ハードトップ。追ってセドリック/グロリアからもハードトップが登場。ピラーレスの4ドアハードトップも追加した。

 また、“ハイオーナーカー”などと称されたトヨタのコロナ・マークII(や日産 ローレル)のハードトップも人気を博した。3代目コロナ・マークIIのネオクラシックな姿は今見ても優雅で魅力的だ。

トヨタ ソアラ(1981年)。1980年代の日本にハイソカーブームを巻き起こしたパーソナルラグジュアリークーペ
トヨタ ソアラ(1981年)。1980年代の日本にハイソカーブームを巻き起こしたパーソナルラグジュアリークーペ

 1980年代に入ると一世を風靡した初代ソアラの登場が忘れられない。2.8LのDOHCエンジンを搭載、スタイルはもちろん装備面も贅が尽くされたパーソナルクーペだった。

 その前年に、日産からレパード(1980年)が、さらにホンダ初の3ナンバー車の登場となった初代レジェンドも、2.7LのV6エンジン搭載のハードトップを設定した。

 1990年代のユーノス コスモ、アルシオーネSVX、少し飛んで2017年登場のレクサス LCも“大人のクーペ”と言えるモデルだ。

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