自動車の販売にあたり、メーカーでは数々の「ウリ」となる要素を盛り込んでいくが、やはり買い手が一番気になるのは「ユーザー目線」に立っているかどうかだ。ここでは永田恵一氏が「お客様ファースト」の魅力を持つクルマを選ぶ。
※本稿は2026年2月のものです
文、車両選出:永田恵一/写真:ホンダ、トヨタ、三菱、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2026年3月26日号
※オススメ車のなかでも特に推しのグレードを紹介しています
思ってるよりお買い得!? ホンダ WR-V
SUVという人気カテゴリー、ボディサイズのわりに広い、乗り心地など全体的に良好な仕上がりを考えると、高コスパのお買い得車であるWR-V。ざっくりではあるが、あのフィットに十数万円プラスの価格は非常にリーズナブル。
グレードはWR-Vのキャラも考えると、アルミホイール以外は不満のない装備が揃うベーシックなXがオススメ。
★おすすめグレード:Xグレード(FF)/214万9000円
★おすすめ度数:94
実は高コスパなスバル インプレッサ ちょっと頑張ってクロストレックもアリ!?
インプレッサは地味ながら動的質感、インテリア質感の高さに加え、運転支援システムを含めた安全性能も文句なしと、普段乗るなら申し分なしの一台。
パワートレーンは純エンジン車のコスパが高く、そのなかで充分な装備が備わるベーシックなSTが推し。4WDを考えているなら、予算をもう少し頑張ってクロストレックの選択肢もあり。
★おすすめグレード:STグレード(FF)/274万4500円
★おすすめ度数:90
買うならイマでしょ! マツダ CX-5
CX-5はフルモデルチェンジ直前で旧世代ながら、本質を貫いて開発したことも幸いし、派手さはないものの仕上がりは全体的に堅実だ。
価格面で注目なのが2LガソリンのFF。パワーバックドア装備で、価格は1クラス下に近い281万500円のiセレクションもいいが、やっぱり一番の推しはディーゼル+4WDの同セレクションだ。
★おすすめグレード:XD iセレクショングレード(4WD)/336万500円
★おすすめ度数:95
一部改良でも驚異の価格据え置き トヨタ カローラクロス
人気のSUVカテゴリーということもあり、カローラファミリーのエース的存在。登場時から堅実な仕上がりが評判で、かつキャビン、ラゲッジも広く、この企画のテーマである「高いコスパ」……と、売れているのがよくわかる一台だ。
さらに2025年の一部改良では、このご時世にFFのGとSのグレードは価格据え置きと、驚きの値付けを実施。
それだけにいい意味でグレード選びは難しく、ベーシックなGでもアルミホイール以外はフル装備で、S、Z、GR SPORTという上のグレードも加わる装備を考えると、納得できる価格設定だ。
そのなかで、今回はカローラクロスをWR-V同様に「飾り気はないが満足できるSUV」と考え、ベーシックなGをすすめたい。
一方で、一番高いZの4WD(368万9000円)を買うなら、20万6000円高で2L、4WDになるGR SPORTの買い得感が気になるというのもカローラクロスらしい悩みだ。
★おすすめグレード:Gグレード(FF)/276万円
★おすすめ度数:99































































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