三菱 デリカD:5は、発売19年目で過去最高販売を記録した異色のミニバンだ。なかでも8人乗りは、家族や荷物が増えるキャンプで真価を発揮する。6:4分割ベンチシートと多彩なシートアレンジは本当に使いやすいのか!?
文・写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】ミニバンとSUVのイイとこ取り!! 使い勝手バツグンすぎな車内がコレ(15枚)画像ギャラリー8人乗りの強みは「人も荷物もあきらめない」実用性
デリカD:5の8人乗りは、単に乗車定員が多いだけの仕様ではない。家族キャンプのように、乗る人数も荷物も多くなりがちな場面でこそ効くパッケージだ。SUVの走破性にミニバンの快適性と使い勝手を融合させた「オールラウンドミニバン」という商品性が、アウトドア需要の高まりと合った仕様だ。
デリカD:5は全グレードに8人乗りと7人乗りを設定する。全長4800mm、全幅1815mm、全高1875mm、ホイールベース2850mm、室内長2980mm、室内幅1505mm、室内高1310mm。最低地上高は185mmで、駆動方式は全車4WDだ。
このサイズと4WD性能があるから、8人乗りの価値がより際立つ。キャンプではテント、チェア、クーラーボックス、寝袋、着替えなど、荷物が一気に増える。さらに子どもの友だちや祖父母も一緒となれば、7人乗りのゆとりより、8人乗りの乗車定員が頼もしい場面もある。ミニバンとして人を乗せ、悪路に強いクルマとしてキャンプ場まで進む。デリカD:5の8人乗りは、その両方を狙える仕様だ。
6:4分割ベンチシートが家族キャンプで効く
8人乗りのセカンドシートは、6:4分割ベンチシートを採用、リクライニング&リラックスモード、センターアームレスト、運転席側・助手席側ウォークイン機構、チップアップ機構を装備する。さらに、フロントシート+セカンドシートのフラットモード、セカンドシート+サードシートのフラットモードにも対応する。
家族キャンプで便利なのは、この「分けて使える」感覚だ。たとえば5名乗車+ラゲッジスペースでも荷室長が1200mmあり、人をしっかり乗せながらキャンプ道具を積みやすい。これを2名乗車+最大ラゲッジスペースにすると、大きな荷物を積むレジャーにも対応しやすい。
さらに4名乗車+長尺ラゲッジスペースのように、長い荷物を載せる使い方も想定できる。人数と荷物の量に合わせて形を変えられることが、8人乗りの実力だ。
収納もキャンプ向き。フロアコンソールボックスにはカップホルダー4個と2箇所の小物入れを備え、サードシートサイドには左右2本ずつ計4本収納可能なカップホルダーを設置。ラゲッジスペースには、ロープを通したりフックを引っ掛けたりできるマルチユースフックを天井、壁面に合計14箇所、床面にはラゲッジフックを6箇所に設置する。荷物を固定しやすいのは、移動中の安心感にもつながる。
もちろん、7人乗りのキャプテンシートには独立した快適性という魅力があるし、シートアレンジも可能。ただ、家族キャンプで「あと1人乗せたい」「荷物を積みながら座席も残したい」という現実に強いのは8人乗りだ。デリカD:5の8人乗りは、広さだけを売りにした仕様ではない。人、荷物、休憩、車中泊まで考えた、アウトドア派のためのシートアレンジが武器といえるだろう。
【画像ギャラリー】ミニバンとSUVのイイとこ取り!! 使い勝手バツグンすぎな車内がコレ(15枚)画像ギャラリー

















コメント
コメントの使い方