文/みんなの単気筒 | トモ・トモダ
“可愛い”と思った、その直感がすべての始まりだった。
ひと目惚れから始まった一台は、5年の時間をかけて今の姿にたどり着いた。
オーナーは、カスタムショップTOKYO NEW VINTAGEの女性スタッフ・サフィさん。
日々カスタムバイクに囲まれる環境に身を置きながら、自身の一台にも独自の感性を落とし込んでいる。
「可愛い」で即決したクラシカルホワイト
オーナーがクロスカブ110に出会ったのは、発売当初。
街中で見かけたそのフォルムに惹かれ、「本当に可愛い」と感じたという。
実車を求めてレッドバロンやHonda Dreamへ足を運び、出会ったクラシカルホワイトを迷いなく選択した。
Instagram「サフィさん」
https://www.instagram.com/safiiiii_28
コンセプトは「1980年代のHONDAオフ車」
カスタムのテーマは明確だ。
「1980年代のHONDAのオフ車っぽくしたい」
そのイメージソースとなったのがXR600R。
検索してすぐに「これだ」と確信し、同時にまた“可愛い”と感じたという。
現代のクロスカブに、80年代オフロードの空気感を落とし込む。
その発想が、この一台の個性を形作っている。
カラーリングは“自分の手で”
この車両の最大の特徴は、やはりカラーリングだろう。
外装はオールペイント。
しかも塗装はすべてオーナー自身によるもの。
80年代のHONDAらしい配色を意識して仕上げられた外装は、懐かしさと新しさが同居する独特の存在感を放つ。
“青”にこだわったシート
お気に入りポイントはシート。
「青色シートはマストだった」と語る通り、80年代らしさを象徴するブルーを採用。
その色味はまさにドンピシャだ。
シート表皮にはRDD製のファブリックを使用し、見た目と質感の両面でこだわりが感じられる。
細部まで抜かりないカスタム
カスタム全体はTOKYO NEW VINTAGEが手掛け、各部に手が加えられている。
・オールペイント(オーナー施工)
・ウインカー/テールランプ
・スイッチ類
・ハンドル
・メーター
・スイングアーム(4cmロング)
・サイドスタンド
・タイヤ(F:3.00-17/R:4.60-17)
・トルクロッド(CUSTOM CYCLE CHOPPERS)
・シート表皮(RDD)
・ツールボックス
・ホイールキャップ(ingobernables)
・マフラー
ひとつひとつの積み重ねが、全体の世界観をしっかり支えている。
なお、このスタイルが完成したのはごく最近のこと。
納車から5年間ずっとこの姿だったわけではなく、純正状態から段階的に手を加え、現在の形へと辿り着いている。
Instagram「TOKYO NEW VINTAGE」
https://www.instagram.com/tokyo_new_vintage
日常の中で向き合う“バイクとの距離感”
維持で意識しているのは、タイヤの空気圧とガソリン管理。
過去に空気圧が低いまま走行し、パンクを経験したことから、現在は給油のタイミングで空気圧をチェックするのが習慣になっている。また、ガソリンメーターを装着していないため、油断するとガス欠することもある。「まずい」と思うときほど近くにスタンドがないこともあり、出発前の燃料確認も欠かせないルーティンだ。
5年経っても変わらない想い
2021年2月に納車されてから5年。
純正で乗っていた時期も、カスタムを重ねてきた過程も、そのすべてがこの一台の魅力になっている。
どの時期のクロスカブ110も好きだと語るその言葉には、積み重ねてきた時間の重みがにじむ。
“自分のバイクが一番最高”
「こんなにも飽きないバイクに出会うとは思わなかったです」
そして最後に、こう締めくくった。
「自分のバイクが一番最高です」
“可愛い”という直感から始まり、時間をかけて作り上げた一台。
その言葉こそ、このクロスカブ110のすべてを物語っている。
Instagram「みんなの単気筒」
https://www.instagram.com/minnano_tankito
詳細はこちらのリンクよりご覧ください。
https://news.webike.net/motorcycle/530329/
XR600Rに着想!80’sホンダオフ車を再現したクロスカブ110カスタム【画像ギャラリー】
https://news.webike.net/gallery3/530329/530344/
















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