大盛況のうちに閉幕した「ジャパントラックショー2026」。三菱ふそうは本邦初公開となる大型トラック「スーパーグレートFV-R」第5輪荷重20トンモデルをはじめ、合計4台のトラックを出品した。ド派手なカラーリングで注目を集めた展示車両たちを一挙にレポート!
文・写真/トラックマガジン「フルロード」編集部
シリーズ最強性能を誇る重量物運搬用モデル
色とりどりのトラックが並んだ三菱ふそうブースのなかで一際大きな注目を集めたのが大型トラック「スーパーグレートFV-R」の第5輪荷重20トンモデルだ。
FV-Rはスーパーグレートのトラクタモデルのなかでも重量物輸送を得意とする3軸6×4駆動モデル。トラクタとは、トレーラを牽引するトラックのこと。展示車両はそのFV-Rシリーズのなかでも最強となる第5輪荷重20トンモデルで、2017年の全面改良を機にラインナップから外れていたが2025年11月に9年ぶりに復活した。
第5輪荷重とは、トラクタの最大積載量に相当するもので、数字が大きいほど重たいトレーラを牽引することができる。FV-Rシリーズはこの9年間第5輪荷重11,5〜18トンの設定となっていたが、このほど待望の20トンモデルが復活。より重たいトレーラを牽引することができるようになった。
搭載するエンジンはシリーズ最強の530PSを発揮する排気量12.8Lの6R30型で、連結車両総重量(トラクタ+トレーラ+積み荷等の合計重量)は11.5〜18トンモデルの55.67〜62.25トンに対し、通常時で62.25トン、オプションの速度制限装置使用時には86.06トンを誇る。まさに国産最強のトラクタだ!
展示車両はセノプロ製サイドデフレクタ、横浜車輌工業製サイドスカート、リアフェンダー、工具箱などを搭載した特別仕様。目を引くド派手なカラーリングはロックペイントの「ハイロックECOクロマ」。見る角度により青〜赤と変化するのが印象的だった。
なお、ブースにはFV-R第5輪荷重20トンモデルに搭載されている6R30型エンジンのカットモデルも展示されていた。
最新装備を搭載した「キャンター」「eキャンター」
残る3台は小型トラック「キャンター」2台と小型EVトラック「eキャンター」。2台のキャンターは今年4月に本格販売を開始した「2026年型」で、エンジン改良のほか新デザインのフロントバンパー、ドアバイザー標準化などで燃費性能を高めたのが特徴。
展示車両はどちらも標準キャブ10尺ボディ全低床2トン積平ボディ完成車で、純正用品によるドレスアップを施したもの。ブラックカラーのほうはスポーツブランド「ニューエラ」とのコラボモデルで、荷台にニューエラキャップをズラッと並べていた。
一方、eキャンターは昨年発売の「2025年モデル」。新形状のフロントバンパーをディーゼル車に先駆けて採用。こちらは純正用品のイルミネーションによって彩られていた。
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