スズキ ソリオとホンダ フリードは、コンパクトなボディにスライドドアを組み合わせたファミリー向けの2台だ。しかしサイズも得意分野も一回り異なる。価格・乗車定員・燃費・室内寸法を公式データで整理し、どちらを選ぶべきか考えてみよう!
文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部、ホンダ、スズキ
【画像ギャラリー】ソリオもフリードもウォークスルー! 「本当に通りやすいのはどっち!?」な室内空間を写真でチェック!(23枚)画像ギャラリー全長で520mmの差。乗車定員・燃費・価格も大きく違う
まずボディサイズを確認する。ソリオの全長は3810mm、全幅1645mm、全高1745mm。フリードの全長は4310mm、全幅1695mm(AIR/AIR EX)、全高1755mm(FF)。全長の差は500mm、全幅も50mm広く、フリードは一回り大きなクルマだ。5ナンバー規格内に収まる点は共通だが、狭い住宅街や立体駐車場での取り回しやすさではソリオに分がある。
乗車定員もカテゴリーの違いを如実に示す。ソリオは全グレード5名乗り。フリードは5名から最大7名まで対応し、3列目シートを備えるグレードでは大家族や祖父母を交えた移動にも対応できる。
燃費の差も大きい。ソリオは全グレードにマイルドハイブリッドを搭載し、WLTCモード燃費は2WDで22.0km/L。フリードはガソリン車と2モーターハイブリッド「e:HEV」の2本立てで、ガソリンのAIR(2WD)が16.5km/L、e:HEVのAIR(2WD)が25.6km/L。
ガソリン仕様のフリードよりソリオのほうが燃費に優れ、e:HEVフリードはソリオをさらに上回る。
安全装備については両車ともホンダ センシングとスズキ セーフティサポートをそれぞれ全グレードに標準装備し、アダプティブクルーズコントロールも共通して備わる。
価格差も大きい。ソリオのオーディオレス仕様2WD最安値は192万6100円(HYBRID MG)。フリードはガソリンモデルの最安値が250万8000円(AIR 2WD)、e:HEVの最安値が302万2800円だ。ガソリンフリードの最安値でも、ソリオ最安値から約58万円高い。
日常の5人家族ならソリオ、多人数・多用途ならフリード
室内寸法でも両車の性格の違いは明確だ。ソリオの室内長は2500mm。フリードは3列シート使用時で2645mmに達する一方、3列目を畳んだ2列・5人乗り状態では1935mmとなり、2列メインで使う場面ではソリオとの差は縮まる。
使い勝手の観点では、ソリオは日常の「ちょうどいい」サイズと燃費の良さが武器だ。後席スライドで荷室を柔軟に拡大できる設計や、マイルドハイブリッドによる22.0km/Lの燃費は、5人以下の家族が毎日乗るクルマとして申し分ない。全長3810mmのコンパクトさは小回りの利きにも直結し、駐車を含めた日常使いでの負担が少ない。
フリードは2024年のフルモデルチェンジで2024-2025日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、完成度には定評がある。SUVテイストの「クロスター」も選べ、e:HEVの25.6km/Lという燃費はコンパクトミニバンカテゴリーでは突出した数字だ。祖父母を含む6〜7人での移動や、荷物を多く積む場面が多い家庭には、フリードが有力な選択肢になる。
結論として、ソリオは「5人以下の日常使いにコストを抑えて乗れるコンパクトなファミリーカー」、フリードは「多人数乗車や様々なシーンに対応できる高完成度のコンパクトミニバン」だ。価格差と必要な乗車定員を軸に考えれば、どちらを選ぶかは自然と絞り込まれるはずだ。
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