ヴェルファイアの中古車は、30系後期と40系で価格差がかなり大きい。では今買うなら値ごろな30系か、それとも満足度重視で40系か。中古相場と装備差から買い時を読んでみた!
文:ベストカーWeb編集部/写真:トヨタ
【画像ギャラリー】40系高すぎ問題!? コスパ最強“30後期ヴェルファイア”と見比べチェック!(38枚)画像ギャラリー30系は値ごろ感が強い。狙いは後期のゴールデンアイズ系
まず価格差は明確だ。中古車サイトの掲載情報では、40系にあたる2023年6月以降モデルの中古車平均価格は739万円前後、価格帯は約550万円〜1158万円。一方、30系にあたる2015年1月〜2023年5月生産モデルの中古車平均価格は280万2000円だ。単純な平均値では約459万5000円差。もちろん年式も走行距離も違うが、予算感はまったく別物だ。
30系で現実的な狙い目は、2020年以降の後期型だ。カーセンサーのモデル別平均価格では、2022年5月〜2023年5月生産モデルが419万6000円、2021年5月〜2022年4月生産モデルが390万2000円、2020年1月〜2021年4月生産モデルが366万1000円。40系の中古平均739万7000円と比べると、後期の良質車でも300万円以上安く狙える計算だ。
装備面でも30系後期は古さを感じにくい。2021年の一部改良では、ワンタッチスイッチ付デュアルパワースライドドアとアクセサリーコンセントを全車標準装備に拡大。ヴェルファイアはGOLDEN EYES IIを設定した。2022年にはGOLDEN EYES IIIを設定し、ブラインドスポットモニターとパーキングサポートブレーキも標準装備となった。中古で満足度を狙うなら、このあたりがかなりうま味のあるゾーンだ。
40系はまだ高値。納期回避以外は新車価格との比較が必須
40系の魅力は当然大きい。現行ヴェルファイアの価格は、Z Premierの2.4Lターボ2WDが670万円、ハイブリッド2WDが705万円、Executive Loungeのハイブリッド2WDが880万円、PHEVが1085万円。40系はGA-Kプラットフォームをミニバン用に最適化し、車両剛性を従来型比で約50%アップ。静粛性や乗り心地、先進安全装備も大きく進化した。
ただし中古で買うとなると話は別だ。2023年6月〜2024年12月生産モデルの中古車平均価格は765万5000円。Z Premier 2.4Lターボ2WDの新車価格670万円より高い水準にあり、装備内容や走行距離によっては「中古なのに割安感がまるでない」物件も多い。納期を待てない、すぐ乗りたい、欲しい仕様があるなら40系中古もありだが、価格だけで飛びつく局面ではない。
結論として、コスパ重視なら今の買い時は30系後期だ。特に2.5Z系、Z Gエディション、GOLDEN EYES系は流通量も多く、装備と価格のバランスがいい。一方、最新の乗り味、安全装備、内外装の鮮度まで欲しいなら40系。ただし40系中古は新車価格との差を必ず確認したい。
ヴェルファイア中古選びの正解は、予算400万円前後なら30系後期、700万円超を許容できるなら40系。いま一番“損しにくい”のは、程度のいい30系後期をじっくり選ぶ買い方だ。
【画像ギャラリー】40系高すぎ問題!? コスパ最強“30後期ヴェルファイア”と見比べチェック!(38枚)画像ギャラリー








































コメント
コメントの使い方