自動車の技術進化は目覚ましく、最新モデルには次々と新しい機能が搭載されている。しかし便利になる一方で、「どうやって操作するんだろう」と戸惑う場面も増えてきた。今回は特に見落とされがちな3つの操作に絞って、便利技を紹介していく。
文:佐々木 亘/画像:Adobe Stock(メイン画像=umaruchan4678)
【画像ギャラリー】意外と知らない人多いかも!! クルマの便利機能&豆知識をまとめてチェック!!(6枚)画像ギャラリーオートライト義務化で変わったライトの消し方
2020年4月以降に発売された新型車と、2021年10月以降も販売が継続された新車には、オートライトの搭載が法律で義務付けられた。これによってランプスイッチの操作方法が従来から大きく変わり、戸惑うドライバーが増えている。
以前のランプスイッチは「消灯・スモール・点灯・AUTO」の4段階で切り替えができ、消したいときはつまみを消灯位置に回すだけでよかった。シンプルでわかりやすい操作だ。
ところがオートライト義務化以降は、AUTOが基準位置となり、つまみを回してもAUTOと点灯の間でしか止まらない車種が大半を占めるようになっている。スモール・消灯側へ回そうとしても、スモールになった瞬間にAUTOへ自動的に戻されてしまう。「ライトが消せない」と混乱するのも無理はない。
では、どうすればライトを消せるのか。メーカーごとに操作方法が異なるため、主要メーカーの手順を確認しておこう。
トヨタ車の場合、ランプスイッチをスモール・消灯側へ回し、その位置を1秒以上キープし続けることで消灯できる。ただ回すだけでは戻ってしまうので、少し長めに押さえておくのがポイントだ。
日産・三菱車ではやや異なるアプローチで、まずランプスイッチをスモールの位置に合わせた上で、セレクトレバーをPレンジに入れ、パーキングブレーキをかけると消灯する仕組みになっている。停車の手順と連動した操作だ。
スバルはレヴォーグ以降のモデルでスイッチ設計を見直し、AUTOのすぐ下にOFFの項目を追加した。ひねるとAUTOに戻るタイプではあるが、OFF位置でひねるとそのまま消灯状態が維持される。視覚的にわかりやすく、ユーザーへの配慮が感じられる設計だ。
なお、どのメーカーの車種でも、ライトを消灯できるのは停車時に限られる。走行中は安全上の理由から消灯できない設計になっているのだ。普段はAUTOのままで問題ないが、洗車機使用時や屋内駐車場での操作など、消灯が必要な場面は意外とある。いざというときに慌てないよう、自分のクルマの操作方法だけは頭に入れておきたい。
給油口の位置と蓋の置き場所
セルフ式ガソリンスタンドが普及したことで、給油口を自分で操作する機会が格段に増えた。慣れない人にとっては「給油口ってどっち側?」「蓋はどこに置けばいいの?」という疑問が毎回頭をよぎる場面もあるだろう。
給油口の左右を調べるために、わざわざクルマから降りて確認する必要はない。メーターパネル内にある燃料計のガソリン計量器マークの横に小さな三角形が描かれており、その三角形が向いている方向が給油口のある側を示している。乗り慣れていないレンタカーや代車でも、この三角印を見ればすぐに判断できるのだ。
もうひとつ意外と知られていないのが、給油口の蓋の置き場所だ。給油中に蓋をどこかに置こうとして困った経験がある人も多いはず。実はメーカー側もこの問題をきちんと考えていて、給油口の蓋の裏面に引っ掛け用の凹みやフックが設けられている車種が多い。
また、蓋と車体をつなぐ紐に引っ掛けるタイプも存在する。給油のたびに蓋を持ち続けたり、どこかに置いて忘れたりする心配がなくなる便利な設計だ。
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