2026年秋、ついに新型車が公開されるという三菱 パジェロ。2019年の生産終了以来聞こえていた復活をのぞむ声がようやく身を結んだ形だ。はやる気持ちを抑えつつ、ここでは2代目パジェロから最終4代目までの歩みを振り返ってみる。
※本稿は2026年6月のものです
文:片岡英明/写真:三菱、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2026年7月26日号
3代目三菱 パジェロ(1999〜2006)
●3代目三菱 パジェロ
・ボディタイプ:3ドア、5ドア
・国内販売台数:5万7192台
●主な変遷
・1999年9月:デビュー
・2000年8月:一部改良(MTの設定、上級グレードのHID採用など)
・2001年8月:一部改良(カーナビをDVD化など)
・2002年1月:20周年を記念した20thアニバーサリープレミアムパッケージ発売(限定)
・2002年9月:マイナーチェンジ(デザイン変更、ASTCを標準装備)
・2004年12月:一部改良(新デザインのアルミ採用など)
・2005年11月:マイナーチェンジ(GDIエンジンの廃止など)
3代目パジェロは1999年秋にベールを脱いだ。今までと同様に5ドアのロングボディと3ドアのショートボディを設定し、見た目も大きくは変わってはいない。
現代風に中身が進化して乗りやすさも向上!
だが、シャシーはラダーフレームからビルトインフレームモノコック構造へと大きく進化。2代目より軽量で、低重心、高剛性だから操縦安定性と乗り心地は大幅によくなっている。
心臓はディーゼルを含め、2代目を受け継いだ。が、2000年にOHC4バルブ方式の3L・V6を追加。2005年秋にはGDIエンジンを廃して3.8LのV6 OHC4バルブに置き換えた。
サスペンションは、パジェロエボリューションと同じ前後ともダブルウイッシュボーンの4輪独立懸架だ。スーパーセレクト4WD IIへと進化させ、電気スイッチによって簡単に切り替え操作ができるようになる。ナビ機能も充実した。
●3代目三菱 パジェロ 諸元(ロング スーパーエクシード)
・全長4770×全幅1895×全高1855mm
・車重2160kg
・3.8Lガソリン(219ps/34.3kgm)
4代目三菱 パジェロ(2006〜2019)
●4代目三菱 パジェロ
・ボディタイプ:3ドア、5ドア
・国内販売台数:3万499台
●主な変遷
・2006年10月:デビュー
・2007年10月:一部改良(グレード追加など)
・2008年10月:約4年ぶりにディーゼルエンジン復活、韓国で販売開始
・2009年3月:グレード追加
・2009年11月:ガソリンエンジンの燃費向上
・2010年9月:3.2Lディーゼルターボの大幅改良
・2011年10月:フロントデザイン変更
・2014年7月:マイナーチェンジ(フロントマスク変更)
・2017年12月:ショートボディの受注終了
・2018年2月:国内向けショートボディの生産終了
・2019年4月:ファイナルエディション発売(700台限定)
・2019年9月:日本向けのパジェロの生産終了(海外向けは2021年7月終了)
3代目パジェロは時代を先取りしたSUVの意欲作だった。だが、ディーゼルが排出する黒煙が社会問題にまで発展し、逆風にさらされている。
復活をかけた4代目パジェロは2006年秋に登場した。3代目を正常進化させ、自慢の4WD性能を損なうことなく快適性能を引き上げている。
ボディタイプは、引き続き3列シートのロングボディと5人乗りのショートボディを設定した。
【画像ギャラリー】新世代モノコックの走りと完成されたフォルムを見比べてみて! 写真でじっくり楽しむ3代目&4代目パジェロの系譜!(13枚)画像ギャラリー
















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