トヨタの人気SUVであるハリアーとRAV4。どちらも上級感のあるミドルクラスSUVだが、キャラはかなり違う。街で映える大人のハリアーか、遊び心満点の新世代RAV4か。都会派目線で選ぶなら、どちらが幸せなのか?
文/写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】2026年2月に登場したばかり! RAV4 PHEV&GR SPORTの内外装と試乗ショットを大公開!(25枚)画像ギャラリー都会で映えるのはやっぱりハリアー!! 熟成SUVの色気はまだ濃い
同じトヨタのミドルクラスSUVでも、ハリアーとRAV4は立ち位置がかなり違う。ハリアーは都会派SUVのど真ん中。RAV4はアウトドア感やタフさを前面に押し出したSUVだ。
ハリアーのサイズは全長4740mm、全幅1855mm、全高1660mm。RAV4はグレードにより全長4600〜4645mm、全幅1855〜1880mm、全高1680〜1685mmとなる。全長はハリアーのほうが長いが、全高はRAV4のほうが高め。見た目の印象もそのままで、ハリアーは伸びやかで低く構えた上品系、RAV4は四角く頼もしいギア系だ。
都会派目線で見ると、ハリアーの強みはやはり“雰囲気”にある。立体駐車場やホテルのエントランス、夜の街なかに置いた時のなじみ方がうまい。SUVなのにゴツすぎず、セダン的な上質感もある。モデル末期とはいえ、このデザインの鮮度はまだ高い。
価格はハリアーがGガソリン2WDの371万300円から、PHEV Zの626万100円まで。ガソリン、ハイブリッド、PHEVを選べるのもポイントだ。ただし現在は基本的に受注を停めている状態と考えたほうがいい。販売店によっては突如受注枠が出る場合もあるため、欲しい人は希望グレードを決めて、販売店と連絡を密にしておきたい。
新しさと実用性ならRAV4!! でも都会派なら選び方にコツあり
いっぽうRAV4は、いま最も勢いのあるトヨタSUVのひとつだ。価格はハイブリッドのAdventureが450万円、Zが490万円。PHEVはZが600万円、GR SPORTが630万円となる。ハリアーよりエントリー価格は高いが、全車ハイブリッドまたはPHEVで、走りと燃費のバランスはかなり強い。車載ミドルウェアArene(アリーン)の搭載など、新世代の要素も数多い。
燃費はRAV4ハイブリッドがWLTCモード22.5〜22.9km/L、PHEVが21.5〜22.2km/L。PHEVのプラグインレンジはZで151km、GR SPORTで145kmと長い。ハリアーPHEVの93kmと比べると、電気で走れる距離はRAV4が大きくリードする。通勤や買い物をEV走行中心でこなしたい人には、かなり魅力的だ。
ただし“都会派”というテーマで選ぶなら、RAV4は少しキャラが濃い。Adventureのタフな外観は抜群にカッコいいが、街乗りメインならアウトドア感が強すぎると感じる人もいるはず。選ぶなら洗練寄りのZが狙い目だ。PHEV Zなら先進感もあり、都会でも映える。
結論はシンプル。街なかでの上質感、落ち着き、見栄えを重視するならハリアーがまだ強い。新しさ、電動性能、週末の遊びまで欲張るならRAV4だ。特に“都会派SUV”として気持ちよく乗りたいなら、ハリアーの熟成された色気は今でもかなり魅力的。だが、すぐに注文できるとは限らない。出会えたらチャンス、待てるならRAV4。悩ましいが、どちらもトヨタSUVのうまさが光る好勝負だ。
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