日産ノートに、ちょっと異色のキャラとして用意されているのがノート オーテック クロスオーバーだ。標準のXが232万8700円なのに対し、オーテック クロスオーバーは279万7300円。その差は46万8600円と、なかなか大きい。では、この価格差で得られるのは単なる見た目の違いなのか。それとも、小さなSUV気分まで味わえる特別なノートなのか?
文:ベストカーWeb編集部/写真:日産、ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】ステアリングの内側よーく見ると青いステッチが!! ノート オーテック クロスオーバーはオーテックらしい専用のシグネチャーLEDも付いてるぞ!(8枚)画像ギャラリー見た目はかなりSUV寄り、でも5ナンバーは守る絶妙さ
標準のノートXは、全車e-POWERらしいスムーズな走りと扱いやすいサイズが魅力の実用派だ。全長4045mm、全幅1695mm、全高1520mmの5ナンバーサイズで、街なかでも持て余しにくい。価格も232万8700円に収まり、ノートの本命グレードといっていい。
一方、オーテック クロスオーバーは見た目からしてかなり違う。専用フロントグリル、シルバーフロントプロテクター、サイドシルプロテクター、シルバーリアプロテクター、ホイールアーチガーニッシュ、シルバールーフモールなどを装備。
さらに専用16インチアルミホイール&195/60R16タイヤを履く。普通のノートがすっきりした街乗りコンパクトなら、こちらはちょっとアウトドア風味を足したアクティブ仕様だ。
面白いのは、ホイールアーチガーニッシュを備えながら全幅を1.7m以下に抑え、5ナンバーサイズにこだわっている点。SUVっぽく見せながら、取り回しのよさは大きく崩さない。このバランス感覚はかなりうまい。
内装と足まわりまで専用、ただし価格はオーラ圏内
オーテック クロスオーバーは内装も専用だ。ブラックレザレットシートにはブルーステッチと「AUTECH CROSSOVER」刺繍が入り、専用本革巻ステアリング、専用フロントセンターアームレスト、ダークウッド調フィニッシャー、リアセンターアームレストも備える。標準Xよりも明らかに上質で、乗り込んだ瞬間の特別感は濃い。
さらに専用チューニングサスペンションにより車高を25mmアップ。キャンプ場やスキー場へ向かう不整路、雪道で安心感を高める狙いだ。もちろん本格SUVではないが、普通のノートより少しラフな道に似合う雰囲気はしっかりある。
ただし価格は279万7300円。Xとの差は46万8600円で、ノート オーラGの282万1500円にかなり近い。上質感を求めるならオーラ、SUVっぽい個性を求めるならオーテック クロスオーバーという選び分けになる。
結論として、合理的に選ぶならノートXで十分だ。だが、見た目のワクワク感、専用内装、少し背の高い安心感まで欲しいなら、オーテック クロスオーバーはかなり楽しい。小さなSUV気分を味わえるノートとして、これは指名買いする価値のある1台だ。
【画像ギャラリー】ステアリングの内側よーく見ると青いステッチが!! ノート オーテック クロスオーバーはオーテックらしい専用のシグネチャーLEDも付いてるぞ!(8枚)画像ギャラリー











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