時代に逆行、そんなの上等! もはや伝統芸能!? イマこそ乗りたい現行MT車たち

時代に逆行、そんなの上等! もはや伝統芸能!? イマこそ乗りたい現行MT車たち

 国内市場の9割以上がAT車となり、もはや絶滅危惧種……というか絶滅確実種となった感があるMT車。しかし、MT車を操ることのできる「MT人」が絶滅しなければ、MT車は永遠なのではないか!? MT人が今こそ乗りたいMT車をご紹介!!

※本稿は2026年4月のものです
文:伊達軍曹/写真:トヨタ、ホンダ、スズキ、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2026年5月26日号

【画像ギャラリー】ATや疑似MTじゃ味わえない! GRヤリスにシビックRS、スイフトのレバーや3ペダルをイッキ見!(21枚)画像ギャラリー

「MT操作」という伝統芸能を未来につなげる

「MT車を運転できるのは100人にひとり」みたいな時代になれば、しめたものだ
「MT車を運転できるのは100人にひとり」みたいな時代になれば、しめたものだ

 絶滅危惧種にも近い存在となっているMT車だが、今あえて3ペダルを操る行為にこそ、逆張りの果実は詰まっている。

 第一のメリットは「資産価値の維持」だ。今後、内燃機関とMTとの組み合わせは、二度と再生産されない歴史遺産になるはず。さらに希少性が高まる十数年後、それは単なる中古車ではなく、高値で取引される「動く骨董品」になるだろう。

 そしてもちろん「精神的な充足感」についても無視できない。

 未来においては、複雑なトランスミッションを自らの手足で制御する行為は、もはや選ばれし者にしか行えない伝統芸能の域に達しているはず。

 未来においてそれをスムーズに行える貴殿は、どことなく「人間国宝」にも近い立ち位置となるのだ!

新車なら……「レブマッチング」はないほうが好ましい?

トヨタ GRヤリス。WRCで勝つために生まれたスーパーハッチバック。6MTは回転数を合わせてくれる「iMT」付きだが、iMTボタンを押さない限りは普通の6MT
トヨタ GRヤリス。WRCで勝つために生まれたスーパーハッチバック。6MTは回転数を合わせてくれる「iMT」付きだが、iMTボタンを押さない限りは普通の6MT

 ひと昔前と比べれば選択肢はずいぶん減ったが、それでもまだまだMT新車の購入は充分可能。

 高度なレブマッチングシステムが付いている車種もいいが、何も付いていない車種のほうが腕は磨けるのかも?

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