第92回ル・マン24時間レースのハイパーカークラスに挑んでいたトヨタレーシング7号車が1位で総合優勝を飾った。僚機8号車も2位でフィニッシュ。4年ぶりの総合優勝を奪取し「トヨタレーシング」での初陣を飾った。
文:ベストカーWeb編集部/写真:TOYOTA RACING
【画像ギャラリー】やったぜトヨタレーシング!! 超絶美しいル・マンウィナーをみよ(31枚)画像ギャラリー予選は14位・15位に沈むも「24時間の戦い方」がある
フランスのサルトサーキットに衝撃が走った。優勝を目指していたトヨタがまさかの予選で14位、15位と大きく沈んでしまった。もちろんトラックリミットがなければ、他車がいなければという「たら・れば」の要素がないわけではないが、チームとしてもストレートスピードなど課題もあったという。
トヨタはこれまで「トヨタGAZOOレーシング(TGR)」として、WECに参戦してきたが今季からは「トヨタレーシング」としての初陣となる。TGRは2018年から2022年までル・マン5連覇を飾っていた(2020年はコロナ禍で中止)が、2023年からはフェラーリなどライバルの台頭で厳しい戦いになっていた。
しかし「トヨタレーシング」に生まれ変わった2026シーズン。ここでの優勝はミッションのひとつでもあるし、歴史に残るポイントになることは間違いない。しかしこの予選結果で大きな衝撃が走った。
初陣でこれ以上はないリザルトだ!!!
スタートポジションがかなり厳しい順位だったが、24時間レースはなにが起こるかわからない。常にプッシュし続ける必要があるハイパーカークラスだが、20時間経過をしてトヨタ勢はトップ5にまで順位をあげる。一時は8号車がトップを走行するなどその実力を見せつける。
残り3時間30分を切り、7号車、8号車が2-3位を守りトップを走るキャディラックを猛追。ピットタイミングでワンツー体制を確立。
7号車はそのまま危なげなく走りきり、チーム代表の小林可夢偉選手がチェッカーフラッグを受けた。小林選手自身は2021年以来となるル・マン制覇となる。
ワンツー体制を築いていた8号車は残り1時間を切り、後ろにはBMWが1秒を切るタイム差まで迫る。しかし8号車ブエミが、3位のBMWを鬼神のブロック。結果的に2位を譲り3位でフィニッシュ。トップを走る7号車のマージンを稼ぎ出すチームプレイは殊勲賞だ。
トヨタレーシングの序章としては最高の結果だろう。この後に日本時間早朝からワールドカップ初陣を迎えるサッカー日本代表にも、日本車の優勝で素晴らしいパスを繋げられたはず。寝不足な週明けも大歓喜で間違いなしだ!! 詳細なル・マンインサイドレポートについては、追って公開するぞ。


































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