いくつかの記事にわたって、「日本で乗るのに最適なクルマはどれか」をメーカー別に、トップ3からトップ7でご紹介してきたが、ここでは渡辺陽一郎氏、岡本幸一郎氏のお二人に、日本の全メーカーから総合トップ5を選んでいただいた。
※本稿は2026年5月のものです
文:渡辺陽一郎、岡本幸一郎/写真:トヨタ、日産、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2026年6月10日号
渡辺氏と岡本氏……それぞれのトップ5は?
いくつかの記事にわたって、日本で乗るのに最適なクルマはどれか? をメーカー別にトップ3からトップ7で紹介してきたが、ここでは日本の全メーカーから選ぶ総合トップ5を決定。
トヨタと日産、ホンダから選出した渡辺陽一郎氏と、スバル、三菱、マツダから選んだ岡本幸一郎氏、それぞれが全メーカーからチョイスした「日本のためのクルマ」トップ5は次のようになった。
渡辺陽一郎氏の全メーカー総合トップ5
●第1位:スズキ ジムニー/ジムニーシエラ……98点
ジムニーは、日本特有の道幅が狭く曲がりくねったデコボコの激しい林道を走破するため、50年以上にわたり進化してきた。
ジムニー&ジムニーシエラの悪路走破力は、日本国内で購入可能なSUVでは最も高い。実用性と運転の楽しさを高次元で両立させた。
●第2位:日産 セレナ……89点
多人数で快適に乗車したり、自転車などを積んで家族で移動したい日本のファミリーユーザーに最適だ。特に3列目シートは同サイズのライバル車よりも快適で、シートアレンジも多彩。
●第3位:マツダ ロードスター……88点
日本人は多忙で、スポーツカーを買っても峠道へ走りに出かける時間を確保しにくい。しかしロードスターなら爽快なオープン走行が可能だ。街なかの移動でも走りの楽しさを味わえる。
●第4位:スズキ アルト……85点
日本で重視される低燃費と低価格を追求した。Lグレードは安全面を含めて実用装備を充実させ、価格は120万円以下だ。後席の前後方向の足元空間はハリアーと同等で4名乗車も行える。
●第5位:ホンダ ヴェゼル……83点
日本の多くのユーザーがSUVに求める上質感、居住性、積載性などを、運転しやすい視界の優れたコンパクトなボディに凝縮させた。控えめな表情のフロントマスクも日本向きだ。
岡本幸一郎氏の全メーカー総合トップ5
●第1位:トヨタ シエンタ……99点
いかにも日本人ウケしそうな愛らしいデザインで、コンパクトカーのように使えるうえ、いざとなれば7人が乗れる実用性の高さ。日本のユーザーが反応しないわけがない。完成度の高いハイブリッドは日本のような交通事情でこそ低燃費を発揮する。
●第2位:ホンダ フリード……98点
日本で使うには“ちょうどいい”大きさながら、レッキとしたミニバンをそのままコンパクトにしたのがフリードのよさ。日本のどんな道を走っても快適なところもポイントが高い。
●第3位:トヨタ ノア/ヴォクシー……97点
日本で大人気のMクラスミニバンで最も王道を行くクルマ。そつのないつくりで、シートアレンジも自由自在。「こうだったらいいのにな」と思うようなことがなんでもできる。
●第4位:トヨタ ルーミー/ダイハツ トール……96点
日本で日常のアシとして使うにもってこいのクルマ。軽自動車には抵抗のある人や、もう少し余裕が欲しい人に最適。日本で求められる要素を凝縮したようなクルマ。
●第5位:トヨタ アルファード……95点
日本のユーザーがどれほどこのクルマを必要としているかは販売台数が物語っている。大柄だろうが高価だろうが、こんなに売れているんだから、日本のためのクルマに違いない。





























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