スマホがあれば十分? セレナの後席用モニターは家族で楽しめるコミュニケーションツールだ!

スマホがあれば十分? セレナの後席用モニターは家族で楽しめるコミュニケーションツールだ!

 スマホやタブレットが当たり前になった今、ミニバンの後席用モニターはもう不要なのか。いや、セレナのようなファミリーミニバンでは、まだまだ価値がある。後席で同じ映像を見て、笑って、会話が生まれる。後席用モニターは、単なる暇つぶし装備ではなく、家族で楽しめるコミュニケーションツールなのだ。

文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部、日産

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スマホと違って“みんなで同じものを見られる”のが強み

大型ディスプレイを連ねた先進的なコックピットデザインと、運転席・助手席の優れた収納力
大型ディスプレイを連ねた先進的なコックピットデザインと、運転席・助手席の優れた収納力

 セレナの後席用モニターは、前席ナビゲーションと組み合わせて使うHDMI接続タイプの純正アクセサリーだ。15.6インチの大画面で迫力ある映像を楽しめ、NissanConnectインフォテインメントシステムや日産オリジナルナビゲーション NM1と接続すれば、地デジも楽しめる。価格は15万6000円で、取付費・消費税込み。単体では映像が出ないため、前席ナビとのセット使用が前提となる。

 スマホがあれば十分では? という意見もわかる。子どもがそれぞれスマホやタブレットを見る時代だし、動画サービスも音楽も手元で楽しめる。ただ、それだと車内は案外バラバラになりやすい。ひとりはゲーム、ひとりは動画、音も視線も別々。静かではあるが、家族で移動している楽しさは少し薄れる。

 その点、後席用モニターは“みんなで同じものを見る”ことができる。映画を流して家族で盛り上がる。旅行先の動画を見て、これから行く場所の話をする。子どもが好きなアニメを兄弟で一緒に楽しむ。運転席や助手席の親も、後席の空気感を共有しやすい。これが固定式の大画面モニターならではのよさだ。

 スマホを子どもに持たせると、落とす、充電が切れる、見すぎる、音がバラバラになるといった小さな面倒も起きやすい。後席用モニターなら車内エンタメをひとつにまとめやすく、長距離ドライブ中の「まだ着かないの?」対策にもなる。単に静かにさせる装備ではなく、移動時間を家族の時間に変える装備だ。

15万6000円は安くないが、長距離移動が多い家庭には効く

後席専用モニターは15.6インチの大画面で迫力ある映像を楽しめる
後席専用モニターは15.6インチの大画面で迫力ある映像を楽しめる

 後席用モニターの価格は15万6000円。取付費・消費税込みとはいえ、気軽に付けられる金額ではない。さらに、前席ナビとの組み合わせが必要になるため、最終的な総額はナビやパッケージ選びによって変わる。購入時には、どのナビと組み合わせるのか、HDMI接続をどう使うのかまで確認しておきたい。

 ただし、セレナのようなファミリーミニバンは、5年、7年と長く乗るケースも多い。帰省、旅行、週末の買い物、習い事や部活の送迎。そのたびに後席で子どもが退屈しにくくなり、家族で同じ映像を楽しめるなら、15万6000円の意味は小さくない。スマホやタブレットを毎回準備するより、クルマに最初から備わっているラクさもある。

 もちろん、子どもがもう大きい家庭や、各自がタブレットを持っている家庭なら優先度は下がる。逆に、小さな子どもがいる家庭、長距離移動が多い家庭、車内で映像を共有したい家庭にはかなり使える装備だ。

 結論として、セレナの後席用モニターは必須装備ではない。だが、スマホ時代だからこそ、家族みんなで同じ画面を見られる価値はむしろ際立つ。移動中の会話を増やし、ドライブを楽しい時間に変える。そう考えると、後席用モニターはセレナらしいファミリー装備のひとつと言っていい。

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