豊和工業は路面清掃車「ストリートスイーパー」の主力2機種をフルモデルチェンジし、2026年7月より販売を開始した。約20年ぶりとなる今回の全面改良は操作性やメンテナンス性の向上がポイント。6月17日〜20日開催の「CSPI2026(第8回 国際建設・測量展)」に登場した実車をレポートする!
文・写真/トラックマガジン「フルロード」編集部
操作性や機能性を向上するフルモデルチェンジ
今回フルモデルチェンジしたのは湿式ブラシ式路面清掃車の主力機種である「HF95H形」と「HF85H形」の2機種。どちらもいすゞシャシーがベースで、HF95H形は9トン積み級、HF85H形は6トン積み級を用いる。価格はHF95H形が4000万円、HF85H形が3570万円(ともに税抜き)だ。
湿式ブラシ式路面清掃車は2種類のブラシと路肩の塵埃を掃き上げ、コンベアでホッパ(荷箱)に回収するのが特徴。埃立ちを抑えるため車両前方やブラシ部からの散水も行なう。
約20年ぶりとなる今回のフルモデルチェンジではブラシの作動状況を表示する「作業専用モニタ」を運転席に新設し、ブラシの操作を行なう「コントロールボックス」のデザインを一新。操作性や作業性を向上した。
機能面では、ホッパのダンプ時の高さを150mmアップし、回収した塵埃の排出性を向上。さらにボディ部のメンテナンスドアの大型化、サイドガードの2分割化、外部集中給脂化などでメンテナンス性も高めた。また燃料タンクも100Lから140Lに増量し航続距離を伸ばしている。
外装も一新され、ボディ上部に「ウイング」と呼ばれるパーツが新設されたほか、下部カバーの形状も変更。作業用エンジン保護カバーのシュラウド形状なども変更された。また従来オプション装備でありながら人気が高かった青色サイドマーカーも標準装備化されている。
人気のオプション装備も継承。清掃ルート作成・管理やメンテナンス時期の管理などを行なう「ICT機能」のほか、車両後方の人を検知する「AIカメラ」、AIカメラに俯瞰映像を組み合わせる「AIサラウンドビューシステム」などを設定している。
【画像ギャラリー】内外装を一新! 約20年ぶりにフルモデルチェンジを果たした新型ストリートスイーパーのディティールをチェック!(12枚)画像ギャラリー













