5月14日に国内販売を開始するや大人気で、すでに納期未定状態のランドクルーザーFJ。コンパクトな車体に本格的なラダーフレーム&リアリジッドアクスルサスで武装するが、はたしてランドクルーザーの名を冠するにふさわしいクルマなのか? 悪路を走ってその実力を試してみた!
文:ベストカー編集部/写真:奥隅圭之
【画像ギャラリー】恐るべき実力! ランドクルーザーFJの悪路走破性はホンモノだ!(6枚)画像ギャラリーラダーフレームはハイラックス用を徹底強化して専用設計した
兄貴分のランドクルーザー250に対し350㎜短い全長4575㎜は、モノコックボディのミッドサイズSUVのRAV4よりも25㎜短くコンパクト。最小回転半径も5.5mと小さく、これはRAV4の5.7mよりも小さいほどで、実際に走ると取り回しのよさを実感する。
このコンパクトで取り回しのよさは一般道での走りやすさはもちろんのこと、狭い山間の悪路を走る際にも圧倒的な安心感につながるのだ。
ところでFJは兄貴分の300や250が採用する『GA-Fプラットフォーム』とは異なる、ハイラックス系の『IMVプラットフォーム』を採用する。もちろん頑強、堅牢なラダーフレームには違いないのだが、これをもって「FJはランクルファミリーではない」と評する声も聞かれるのだ。ちなみにホイールベースは250や300の2850㎜に対しFJは2580㎜と270㎜短い。
オフロード四駆専門誌元編集長がランクルFJを大絶賛する理由
元4×4マガジン編集長でクロカン4駆に対する造詣が深い河村大氏に話を聞いた。
「ランクルFJで使われるIMVプラットフォームは、先代型ハイラックス開発時に、それまでのランクルシリーズで培ってきた信頼性・耐久性・悪路走破性を目標に大幅な強化が行われているのです」解説してくれた。
そのうえで河村氏は「さらに現行型ハイラックス開発時に、先代型で得た知見をフィードバックして、IMVプラットフォームはより強化されています。これをベースとしてFJ専用にラダーフレームやサスペンションなどをさらに強化しています。実際にオフロードでFJに乗りましたが、走破性やタフさは紛れもなくランドクルーザーの名に相応しいものです」と断言する。
さらに河村氏は「狭い山道での機動性や、70,250,300を圧倒する対地アングルや、あえてパートタイム式4WDを採用するなどシンプルなメカなど、むしろランクルの原点40系を彷彿とさせます」とFJを高く評価する。
そう、コンパクトで街中での使い勝手がよく、そしてタフなオフロード走破性を兼ね備えるランクルFJは、日本の道にジャストサイズのランクルなのだ‼
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