2026年5月に登場したトヨタ ランドクルーザーFJ。ハイラックス系のIMVプラットフォームを採用するため、「FJはランクルに非ず」という声もあるが、専門家の視点ではどうなのか? 元4×4マガジン編集長の河村大氏に伺った。
※本稿は2026年7月のものです
文:ベストカー編集部/写真:奥隅圭之 ほか
初出:『ベストカー』2026年8月10日号
FJは「正真正銘のランクル」
2026年5月14日に国内販売を開始するや、大人気で早くも納期未定状態のランドクルーザーFJ。
250に対し350mm短い全長4575mmは、ミッドサイズSUVのRAV4よりも25mm短くコンパクト。最小回転半径も5.5mと、これまたRAV4の5.7mよりも小さい。実際に走ると取り回しのよさを実感する。
ところでFJは兄貴分の300や250が採用するGA-Fプラットフォームとは異なる、ハイラックス系のIMVプラットフォームを採用する。
もちろんラダーフレームには違いないのだが、これをもって「FJはランクルファミリーではない」と評する声も聞かれるのだ。
元4×4マガジン編集長でクロカン4駆に対する造詣が深い河村大氏は「IMVプラットフォームは先代型ハイラックス開発時に、ランクルで培ってきた信頼性・耐久性・悪路走破性を目標に大幅な強化が行われました。
さらに現行型開発時には先代型で得た知見をフィードバックして、より強化されています。そのうえでFJ専用にラダーフレームやサスペンションなどを強化しています。
実際に悪路でFJに乗りましたが、走破性やタフさは紛れもなくランドクルーザーの名にふさわしいものです」と断言。
さらに「狭い山道での機動性や、70、250、300を圧倒する対地アングルやシンプルなメカなど、むしろランクルの原点40系を彷彿とさせます」と河村氏。
そう、コンパクトでタフなFJは日本の道にジャストサイズのランクルだ!!
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