クルマ購入の際、カタログを睨みながらのグレード選びは楽しい。バブル時代なら悩んだ挙句に「最上級いっとけ〜!」なのだが、現代は慎重に吟味したい。欲しい装備と不要な装備の折り合いをつけながら、もっとも後悔の少ない選択を!!
※本稿は2026年9月のものです
文:渡辺陽一郎/写真:ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2026年10月10日号
最上級グレード、廉価グレードを買って後悔!?
多くの車種は、パワーユニットや装備の組み合わせが異なる複数のグレードを設定する。一部の車種を除くと、各グレードには自由に装着できるオプションも用意される。
基本的には自分に必要な装備を採用したグレードを選べばいいが、各グレードの割安度が均一とは限らない。価格のわりに機能や装備の充実した買い得グレードがある一方、価格のわりに付加内容が乏しい割高なグレードもある。
例えばCX-5のグレードは3種類で、最も安価なSは330万円だ(価格はすべて2WD)。
中級のGは352万円でSよりも22万円高いが、フロントウィンドウにカーナビ情報などを表示するアクティブドライビングディスプレイ、ステアリングヒーター、運転席の電動調節機能、リアゲートの電動機能など、32万円相当の実用装備が加わる。価格アップは22万円なので、Gは10万円買い得だ。
CX-5で最上級グレードになるLは、本革シートなどが標準装着され、センターディスプレイは15.6インチに拡大される。15.6インチのディスプレイは、Gにはオプション装着できないからといって、Lを選ぶと本革シートが不要だったと後悔する心配もあるだろう。
中級グレードに加わる装備は、需要の多い実用的な内容が中心だが、上級グレードには上質なシート表皮や装飾類が増える。ユーザーによってニーズが異なるため、上級グレードを選ぶ時は内容に注意したい。
★後悔しないためのポイント★
・機能や装備のわりに価格の安い買い得グレードと割高なグレードがある
・ベーシックグレードは低価格でも装備が乏しくオプションの選択肢も少ない
・中級グレードは実用装備を充実させて価格を抑えていることが多い
・上級グレードは装飾が増えて価格アップするので割安感は乏しい
・買い得な中級グレードは競争力が強く値引きも拡大しやすい










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