SUVが欲しいけれど、自宅や勤務先の機械式駐車場に入らない……。そんな都市部ユーザーの悩みに応えるのがスズキ フロンクスだ。2025年9月の商品改良後も全高は1550mm。SUVらしい最低地上高を確保しながら、街中で扱いやすい低さに仕立てている。
文:ベストカーWeb編集部/写真:
【画像ギャラリー】後ろ姿がカッコよすぎる!! 都会も似合いすぎるのよフロンクス(6枚)画像ギャラリー全高1550mmはシャークフィンアンテナ込み!
フロンクスのボディサイズは全長3995mm×全幅1765mm×全高1550mm。全高にはルーフ上のシャークフィンアンテナも含まれている。高さ制限を1550mm以下とする機械式駐車場なら、寸法上は入庫できる可能性があるのだ。
背の高いSUVが全盛の今、この全高は大きな武器。立体駐車場の利用が多い都市部では、走りや装備以上に「そもそも車庫へ入るか」が購入条件になる。2WDだけでなく4WDも全高1550mmに収まるため、駐車環境を理由に4WDを諦めなくていいのもうれしい。
ただし、1550mmは高さ制限に対して余裕ゼロ。機械式駐車場には全幅、全長、タイヤ外幅、車両重量、最低地上高などの条件もある。フロンクスの車両重量は2WDが1070kg、4WDが1130kgだが、装置ごとに制限は異なるため、管理会社や駐車場の規定を必ず確認したい。ルーフキャリアなどを装着すれば入庫できなくなる可能性もある。
最小回転半径4.8mで狭い路地にも強い
都会派ぶりは全高だけではない。全長は4mを5mm下回る3995mm、最小回転半径は4.8m。細い路地でのすれ違いやUターン、狭い駐車場での切り返しもこなしやすい数値だ。
全幅1765mmは5ナンバー枠を超えるものの、全方位モニター、前後パーキングセンサー、低速時ブレーキサポートを標準装備。車体周辺の障害物や白線を画面で確認できるため、幅寄せや車庫入れの不安を軽くしてくれる。
低いクーペスタイルながら最低地上高は170mmを確保する。段差や荒れた路面にある程度対応でき、4WD車にはスノーモードなども備わる。ただし、室内高は1200mmなので、背の高い同乗者がいるなら後席の頭上空間を実車で確認したい。
どの立体駐車場にも必ず入るSUVではない。それでも、全高1550mm、全長4m未満、最小回転半径4.8mを同時に実現したフロンクスは、SUVの雰囲気と都市生活への適性をうまく両立した1台だ。
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