2026年7月の改良でGR SPORTが復活し、選択肢が4本立てとなったトヨタ アクア。価格はXの249万7000円からGR SPORTの323万8400円まで、最大74万1400円もの開きがある。燃費最優先、装備充実、見た目、走り……それぞれの正解を探ってみよう。
文/写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】ラゲッジ広いんです!! ヤリスとの最大の違いがココ(6枚)画像ギャラリー安さのXか、装備充実のGか
Xの2WDは249万7000円で、WLTCモード燃費は全グレード最高の34.3km/L。15インチスチールホイールやウレタンステアリングなど見た目は簡素だが、Toyota Safety Sense、電動パーキングブレーキ、ブレーキホールド、前後方ドライブレコーダー、8インチディスプレイオーディオは標準装備する。
2026年改良では、シート表皮が上級ファブリックとなり、リヤセンターアームレストも追加。営業車のような割り切りグレードではなくなった。購入価格と燃費を最優先するなら、Xは十分に“正解”だ。
ただし本命は、268万7300円のG。Xより19万300円高いが、本革巻きステアリング、ブラインドスポットモニター+安心降車アシスト、後方接近車両対応のパーキングサポートブレーキ、4スピーカー、フロントセンターアームレストを標準装備する。
さらにAC100V・1500Wのアクセサリーコンセントと充電用USB Type-C端子も付き、普段の快適性から非常時の給電までカバー。燃費は33.6km/LでXとの差はわずか0.7km/Lだ。価格と装備のバランスでは、Gが最も選びやすい。
豪華なZか、走りのGR SPORTか
Zは285万7800円で、Gとの価格差は17万500円。15インチアルミホイール、センターランプ、LEDアクセサリーランプ、ライン発光式リヤコンビネーションランプを備え、外観の上質感がグッと増す。
10.5インチのディスプレイオーディオPlus、ETC2.0、床下透過表示機能付きパノラミックビューモニターも標準装備。駐車支援と大画面を後付けするつもりなら、最初からZを選ぶほうが話は早い。アクアを小さな上級車として乗りたい人向けだ。
そして323万8400円のGR SPORTは、Zより38万0600円高い別格の存在。17インチタイヤ、専用バンパー、スポーティシートに加え、床下ブレース、専用サスペンション、「POWER+」モードと連動する専用EPS制御まで投入した。
燃費は30.7km/Lへ下がり、E-Fourも選べない。だが、単なる豪華版ではなく、曲がる楽しさへお金を払うモデルだ。走りに惚れた人ならGR SPORT、それ以外なら無理に背伸びする必要はない。
なおX、G、ZのE-Fourは、いずれも2WDより21万4500円高く、燃費は30.0km/L。2026年型では寒冷地仕様が標準となったため、雪国なら選ぶ意味は大きい。結論は、安さと燃費ならX、総合力ならG、豪華さならZ、走りならGR SPORT。迷った人へのベスト回答は、装備のツボを押さえたGだ。
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