グラビアモデルや女優として大活躍! 藤木由貴ちゃんのレースクイーン時代を振り返る

グラビアモデルや女優として大活躍! 藤木由貴ちゃんのレースクイーン時代を振り返る

 華やかなレースクイーンたちもいつかは卒業して、次のステップへと羽ばたいていく。女優あるいはタレントとして芸能界へと転身していく場合もあれば、ファッションモデルやグラビアモデルとして大人気を博すことも。

 時には芸能的な仕事から引退して、会社員などへ転職する場合もあるが、元レースクイーンというキーワードは強力である。菜々緒さんなどは代表的な存在で、高島礼子さんや杉本彩さんなども有名だ。

 最近都知事候補の応援演説で話題になっている加藤紗里さんも、元レースクイーンということで話題になるタレントだ。

 今回はレースクイーン時代も大人気で、卒業後も有名誌のグラビアに登場している藤木由貴さんの現役時代を振り返る!

文/写真:松永和浩

【画像ギャラリー】藤木由貴ちゃんのRQ時代ののコスチューム!


■GT300クラスに参戦するaprでRQデビュー

2015年にスーパーGTのGT300クラスに参戦するaprのレースクイーンとしてデビュー

 いまグラビアアイドルとして人気を集め、女優としてもドラマなどで活躍をしている藤木由貴さん。

 ご存じの方も多いかと思いますが、藤木由貴さんは2018年までレースクイーンとして大活躍し、数々の栄光を持って芸能界へと羽ばたいていったのです。

 藤木由貴さんがレースクイーンとしてデビューしたのは2015年。SUPER GTのGT300クラスでプリウスを走らせていたaprのレースクイーンとして登場します。

2015年はスーパーフォーミュラのKCMGのレースクイーンも務める

 その他にスーパーフォーミュラのKCMG、スーパー耐久のル・ボーセモータスポーツのレースクイーンとしても活躍し、デビュー早々に国内主要3カテゴリーのレースクイーンとなったのです。

 当時のインタビューのメモを振り返るとデビューしたての頃は「そんなに本気ではなかった」と語っていた藤木由貴さん。

■日本レースクイーン大賞落選の悔しさ

2015年はスーパー耐久のル・ボーセモータスポーツのレースクイーンも担当。左から佐伯いずみちゃん、藤木由貴ちゃん、新田有沙ちゃん

 しかし彼女がその後の活躍のために大きく変化したきっかけは日本レースクイーン大賞2015の新人部門。藤木由貴さん曰く「かすりもしなかった」ことが彼女を大きく変えたのです。

 日本レースクイーン大賞2015の新人部門に選ばれなかった悔しさから、他のレースクイーンはどうやって人気を得ていたのか、自分に足りないものは何かということを真剣に考えました。

 また、ファンの目線に立ってとにかく笑顔を絶やさないことに集中したと言います。

KCMGのマシンの前でファンサービス

 2015シーズン前半で変化を始めた藤木由貴さんの活動は本当にすぐに花開きます。

 2016年の1月に東京オートサロン2016で行われた日本レースクイーン大賞2015の授賞式で新人部門にはかすりもしなかったという彼女が将来を期待されるレースクイーンに送られるというclicccar賞を受賞したのです。

■大人気ユニットZENT sweetiesに加入

2016年はスーパーGTのGT500クラスに参戦するWeds Sport Racing Galsとして活躍

 その後の彼女のレースクイーン活動はまさに王道の花道と言えるものでした。

 2016年にはWeds Sport Racing GalsとしてGT500のレースクイーンにステップアップ。またスーパーフォーミュラのKCMGやD1グランプリでも活躍。

 2017年にはレースクイーンの名門ともいわれるZENT sweetiesに加入し人気を不動のものとしていきました。受賞歴も華々しく、2016年には「レッドブルエアレース・エアレースクイーン大賞」第3位。

 そして日本レースクイーン大賞の大賞とコスチューム部門グランプリ。2017年では日本レースクイーン大賞の大賞と特別賞を合わせてトロフィーを5本も受け取るなど大きな評価を得ています。

日本レースクイーン大賞2016では大賞を受賞してトップ5に選ばれる。左から藤木由貴ちゃん、清瀬まちちゃん、藤井みのりちゃん

 2018年の活動でレースクイーン活動に終止符を打つ、とシーズン初めに宣言をしていた藤木由貴さんですが、シーズンが進むにつれ継続を熱望する声が大きく高まっていきます。

 そんな中、2019年の東京オートサロン2019でのGOODRIDE日本レースクイーン大賞授賞式で3年連続となる大賞を受賞したことを最後に、本当に惜しまれつつレースクイーンを卒業していきました。

 日本レースクイーン大賞における受賞トロフィーの累計本数では圧倒的なトップを誇る藤木由貴さん。今後も大活躍をされることを願っております。

松永和浩/主にモータースポーツ分野で活動する自動車系フォトジャーナリスト。電子書籍モータースポーツ誌「月刊AKIBA Spec」(ELECTRO IMAGING刊)発行人編集長も兼務。

日本レースクイーン大賞2017でも大賞を受賞した

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