2023年のジャパンモビリティショーで公開され、その姿に魅了された人も多いマツダ アイコニックSP。最近入ってきた新情報では、ロータリーエンジンではなく直4を搭載する可能性があるという。ロータリーを期待されていたのに!?
※本稿は2026年8月のものです
文:国沢光宏/予想CG:ベストカー編集部/写真:マツダ、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2026年9月10日号
アイコニックSPの新情報キタ!
ロータリースポーツの復活を目指しているマツダだが、このクルマに関しては現実路線を選択するということなのか。国沢氏のレポートをお届けする。
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ロータリーエンジンが大好きだったりする。でも残念ながら熱効率ときたらお話にならないくらい厳しい。鉄道ファンは現代に蒸気機関車を復活させたって実用にならないことを認識していると思う。
自動車ファンもロータリーに対する認識をキッチリ持つべきだ。毛籠さん(マツダ社長)が一部の熱烈なファンを意識してアイコニックSPのパワーユニットにロータリーエンジンを採用したなら、もはやマツダの将来はないと考えていた。
どうやら2026年のファンイベントに歴代のロータリーエンジン車をズラリと並べるらしい。ホントにロータリーを復活させるのかと危惧していたら、アメリカでマツダが2シーターモデルの特許を出願したという情報。
早速確認してみると、おそらくアイコニックSPと思われるバタフライドアの後輪駆動車である。驚いたことに搭載されているパワーユニットはフロントミドシップと言っていい縦置き直列4気筒なのだった。
アメリカ筋から調べてみたら「毛籠さん素晴らしい!」。アイコニックSPと次期型ロードスターを兄弟車にする方向とか。ボクスターとケイマンの関係ですね。
考えてみたらロードスターだって2015年デビューなので11年も経過している。かといって電気自動車にしても台数は期待できない。早いタイミングでモデルチェンジすれば、2035年くらいまで売れるだろう。加えてアイコニックSPと共通にすることで台数も稼げる。
SKYACTIV-Zがスタンバイ

となると気になるのがエンジンだ。ご存知のとおり東京都は2030年以降、ストロングハイブリッド以上の電動車でなければ登録できなくなる。現在の4気筒エンジンじゃ登録できない。
「東京都で売らなければいい」という考え方もあるだろうけれど、企業イメージ的によくない。マツダは現在進行形で『Z』と呼ばれる省燃費エンジン+ハイブリッドを開発中。このユニットを使うことで燃費&排気ガスもクリアできる。
今のところストロングハイブリッドのマニュアル車って存在しない。マツダの次期型ハイブリッド、多段ギアを使うタイプとも言われている。だとすればアイコニックSPとロードスター用にパドルシフトのシーケンシャルミッションを実現できるかもしれない。
今やクラッチ付きHパターンでなくてもバーチャルでマニュアルのような楽しさを演出できるようになってきた。もちろん東京都以外限定なら6速MTもある?
前述のようにマツダファンフェスタでロータリーエンジン車を並べるらしい。毛籠さんはロータリーエンジンをマツダの輝かしい歴史としてキッチリ残したうえで、蒸気機関車のように動態保存していこうと考えているのかもしれない。
787Bは先日ル・マンクラシックで4ローターの独特なサウンドを披露しファンを熱狂させた。10月の富士ではマイナーツーリングのRX-3やグラチャンの13Bを走らせてくれたら最高です!







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