2025年にフルモデルチェンジで2代目となったデリカミニ。ただ、マイルドハイブリッドを手放したことで、やはり気になってしまうのが、お財布に直結する燃費だ。しかも軽自動車なら、経済性にはなおさら期待したいところ! では実際、何も意識せず普段どおりに走ったらどんな結果になるのか!? 新型デリカミニを愛車でガッツリ走らせ、その実力を確かめてみた!
文:GOOD CARLIFE Channel/ゼミッタ・徳田悠眞/写真:ベストカーWeb編集部
マイルドハイブリッドなしでも無問題! 実燃費が意外すぎた!?
マイルドハイブリッド廃止になった超新型デリカミニは燃費ビミョー? Kカーゆえに経済性も高くあってほしい……という願いもあるだろうから、愛車で体当たり検証してみた。何も気にせず走って結果はどうなったのか。
相棒はTプレミアムデリマルパッケージ。最高出力64ps・最大トルク100Nmを発生するターボエンジンを搭載し、トランスミッションは無段変速(CVT)。らしさを味わいたくて四駆を選んだが、この仕様の燃費が最も悪く、WLTCモードで17.8km/Lとなる。逆に最も優れるのはNAエンジン×FF仕様で21.0km/L。
滋賀・三重間の往復300kmドライブで、下道2割・高速8割程度の走行比率。エアコンは常時オン、法定速度くらいのペースで流して結果は18.6km/Lとなった。カタログ値を超える実燃費に大満足! ただ、正直に申し上げると意外だった。
ナゼかと言えば、デリカミニは巡航回転数が高い。緩やかな登坂路に差し掛かり、50km/h前後を維持しようとアクセルを踏み足すと3000回転あたりまで回る。また、80km/h程度の高速シーンでは比較的遅い車速でも少し勾配があるだけで3500~4000回転付近まで回ってしまう。悪路での駆動力を考えたセッティングかもしれない。
しかし、普段乗りでは回転数の高さが気になると同時に燃費が悪そうな印象を受ける。事実として、瞬間燃費計を見ても不安しかなく……。しかしながら、結果は想像と異なるものに。
先代より燃費がイイ!? 電動化をやめても進化したワケ
マイルドハイブリッドがもたらすメリットは様々あり、加速時のモーターアシストによる燃費向上もそのうちの一つ。にも関わらず、新型では廃止となったうえ、最上級の四駆同士で比較すると新旧いずれも1060kg。電動ユニットレスで軽くなったはずが他の部分で相殺されている。
しかし、先代よりも燃費がイイ(先代:17.5km/L、新型:17.8km/L ※いずれもターボ四駆)。主な理由はエンジン内部のフリクション低減とCVTの変速プログラム改良にある。我々からすれば些細な進化かもしれないが、ブラッシュアップしたパワートレーンが意外といい燃費に貢献しているのだ。
ちなみに、今回の実燃費(18.6km/L) × 燃料タンク容量(27L)の航続距離は502km。だが、燃料警告灯は約6.5L以下の時点で点灯するため、それを考慮した場合の航続距離は381kmとなる。軽四駆の弱点はレンジの短さといえるので、4WD車だけでも燃料タンクを大きくしてほしいところ。
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