トヨタを代表するハイブリッドコンパクトのアクア。改良を受けて魅力を増した一方、実際に長距離を走り込んでみると、短時間の試乗では見えてこなかった意外な一面も浮かび上がってきた! では、毎日の相棒として本当に満足できる仕上がりなのか!? 走りや快適性、使い勝手まで含め、改良型アクアのリアルな実力をじっくり確かめてみた!
文:GOOD CARLIFE Channel/ゼミッタ・徳田悠眞/写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】必要十分にして実用性も高いアクアの室内を写真でチェック!(7枚)画像ギャラリー快感ペダルは絶品! でも2500km走って見えた「静粛性」の弱点
改良型アクアで2500kmロングランしたら良し悪しが明確に見えた! 試乗レベルでは分からぬリアルな評価も交えつつ、ハイブリッドコンパクトカーのマルバツをお伝えする。
1. あらゆる場面で活躍する快感ペダル!
POWER+モードに切り替えると作動するセミワンペダル機能。アクセルペダルから足を離すだけでグーっと減速するため、ペダルの踏み替え頻度が激減。市街地・郊外・高速と様々なシーンで疲れを減らしてくれる。回生ブレーキの効きはノーマルモード比約2倍だとか。
2. 走行ノイズが大きくて会話しにくい…
最も騒がしいのはロードノイズ。ざらついた路面では一般道の速度域でもゴーッと大きな騒音が室内に響く。高速域になれば風切り音も加わり、静かとは言えない室内空間に。運転席と助手席の隣同士で会話するにも邪魔になるほどのノイズなのでストレスだったのは間違いない。
また、加速時に発生する電駆ユニット特有のキーン音も大きめ。3気筒独特の野太いエンジン音も聞こえるが、廉価グレードゆえにフードサイレンサーが省略されていたことも要因だ。
テンゴHVでも走りは十分! ADASから使い勝手まで実力チェック
3. スペック以上にパワフル!
1.5L直3エンジンで91ps・120Nm、モーターで80ps・141Nmを発生し、システム最高出力は116ps。大したことない性能だとネットで馬鹿にされることもあるが、物足りなさは一切なし。ゼロ発進は当然ながら俊足、100km/h+αまでの中間加速もスッとこなす。バイポーラ型ニッケル水素電池の効果でレスポンスも抜群だし、踏めば応えるテンゴハイブリッドである。
4. 全車速対応運転支援システム搭載!
停止保持機能付きレーダークルーズコントロール&レーントレーシングアシストを搭載。これにより、0-180km/hの間で加減速+操舵アシストを行ってくれる。第三世代TSSを軸としたADASなので制御も不安感なし。追越しアシストや速度調節レベル変更機能もあり、安全かつ快適に高速ドライブをこなせた。ただし、ハンドル保持検出センサーがトルク感応型のため、煩わしいほどに誤警告が出ていた。
5. 前席周辺のカップホルダーが多い!
ドリンクの置き場に困らなかったのが何気に良かった。フロントドア×2、センターコンソール×4の計6個もある。一部箇所は後席との併用だが、2名乗車時は二人で全部使うことも可能。実際にペットボトル2本とコンビニのコーヒーマシンで淹れたカフェラテ2個を置くこともあって助かった。
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