日常の足から家族との遠出まで、幅広い場面で付き合ってきた新型フォレスター。短時間の試乗では好印象でも、長く乗れば見えてくる部分はまた違う! では、毎日の相棒として本当に満足できる仕上がりなのか? 走りや快適性、使い勝手までじっくり付き合ったからこそ分かった魅力と「ここは惜しい!」をオーナー目線でチェックする!
文:GOOD CARLIFE Channel/ゼミッタ・徳田悠眞/写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】巨体に似合わない驚きの走破性! 雨でも泥道でもグイグイ進むフォレスターのかっこいい走行ショットをイッキ見!(10枚)画像ギャラリー走ってわかるフォレスターの「安心して曲がれる」実力
新型フォレスター納車から約1年。1人でドライブする時もあれば、ファミリーカーとして使うこともしばしば。そんな中、良かった点と気になる点はどこにあるのか?今回はいくつかピックアップしてレポートする。
所有するのは2.5Lストロングハイブリッド搭載のプレミアムS:HEV EX。パワー自体はそこそこだが、レスポンスに関しては抜群! Sモードの応答性は大変素晴らしく、踏んだ瞬間から思い通りにクルマが動く。モーター駆動をドライバビリティ向上に上手く繋げてあるいい例だ。
SUVとは思えないハンドリングも隠れた魅力。ボクサーエンジン×フルインナー構造SGP×シンメトリカルAWDが合わさり、頭の向きが素直に変わり、リヤの追従遅れもない。スバルの思想である安全を失うことは一切ないが、安心して走れるように曲がるセッティングをわざと作ってるように思う。
視界性能の高さもフォレスターの優れたポイント。他車と比較すればいかに死角が少ないかが分かる。横断歩行者や斜め後方を走る車両などが確認しやすく運転しやすい。
ロングドライブで役立つのがアイサイトX。渋滞時にハンズオフドライブが出来たり、ウインカー操作に合わせて自動的に車線変更を行ったり、高度運転支援ならではの制御が盛りだくさん。料金所やカーブの手前で自動的に減速するのもありがたい。動作感もプロドライバー並みと言えるほどにスムーズである。
ベンチレーションから荷室まで死角なし!?
装備面で重宝しているのは主に2つあり、まずはシートベンチレーション。プレミアム系のナッパレザーシート仕様に備わる機能で、オンにするとファンが回って背中や腿裏の熱気を吸い込む。長時間の着座で蒸れることが無くなり、快適にドライブできるのだ。春先や秋口でも活躍するので付けてよかった。
もう一つは伸びるサンバイザー。サイドガラス方向に向けた際、長さが微妙に足りなくて眩しい時もあるが、プラスチックのプレートを引き出せば万事解決。競合他車にはない機能の一つである。
後席や荷室がしっかり広いのもフォレスターの強み。大人が4人乗れて荷物も積載できるので、ファミリーカーとして十分に使える。リヤシートがリクライニングしたり、ラゲッジ側からシートをワンタッチで倒せるフォールディング機構を採用したり、細かな所にも抜け目がない。
11.6インチセンターディスプレイの操作性は残念。タッチレスポンスの改善に努めてほしいのと、メニュー画面のアイコン表示も古臭い感じが漂う。
もう一つはテールゲートの予約ロックがウォークアウェイ方式に変更不可なところ。スイッチを押した直後にテールゲートが閉まり始めるため、荷物を持ちながらボタンを押す必要がある。スイッチ押下後、スマートキーを持った人が離れた時点でテールゲート閉→全ドアロックという制御なら安全に使えるので、トヨタ・レクサスの一部車種に採用するシステムに変えてほしい。
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