東京モーターショーに様々なコンセプトカーが出展された裏で、同ショーに出展されなかったニューモデルも続々登場を控えている。
なかでも注目は次期型で12代目となるトヨタのカローラ。兼ねてから3ナンバー化するとの情報もあったが、さらなる新情報を独自入手。
そのデザインはガラリと変わり、5ドアハッチバックは“ある車種の次期型”で、超ホットモデルも設定されるという。
文:ベストカー編集部
ベストカー2017年12月10日号
初の“3ナンバー”カローラは北米仕様を思わせるカッコよさに!
誕生から50周年を2016年に迎え、10月11日にマイナーチェンジを受けたばかりのカローラだが、12代目モデルとなる次期型のキーワードは「原点回帰」。
次期型カローラの開発担当主査となる小西チーフエンジニアも、ベーシックな部分は手堅く抑えながらスポーティさを盛り込んでいるのだという。
現行型ではヴィッツと同じBプラットフォームを採用し、これまでカローラ(日本仕様)は5ナンバーサイズを堅持してきたのだが、次期型ではいよいよ全幅1700mmを超える。3ナンバーボディとなることでスポーティ色を強めることになるのだ。
当然プラットフォームは新開発のTNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)が採用され、次期型オーリスとも共用する。ヘッドライトはプリウスPHVのようなシャープなLEDタイプを採用する。
気になるエンジン詳細&5ドア版はオーリスとして販売へ!!
パワートレーンには直4、1.5Lのハイブリッドをメインに据え、ワゴンのフィールダーも引き続き設定されそうだ。
現行のBプラットフォームから世界共通のCプラットフォームになり、ゆくゆくはクラスが上のセダンとなるプレミオ/アリオンを統合する可能性も指摘されている。このことも次期型でボディサイズを拡大する理由になっていそうだ。
そして、次期型カローラには、過去に人気だったFXのようなスポーティなハッチバックモデルの情報もキャッチされていたが、どうやらそれが次期型オーリスとなる。
国内市場でも販売的にCセグメントハッチバック車は、ボリュームが見込めるため、パワートレーンはカローラよりもワイドなラインアップになりそう。
基本的にはキャリーオーバーで、1.8Lハイブリッド、1.5&1.8L、1.2L直噴ターボの4種類。ボディサイズもかつてのブレイドのような、フォルクスワーゲン ゴルフを意識した全幅1750mm級で、より上質なハッチバック車として登場することになるという情報もある。
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