1980年代から1990年代前半はクルマでデートするのが当たり前の時代。クルマを持っていないので、レンタカーを借りたものの、「わ」ナンバーを見てドン引きされた、という経験を持っている人は少なからずいるはずだ。
かつてレンタカーはネガティブなイメージもあったが、今では使いたい時に使う、という意識が浸透したこともあり、当たり前の存在となっている。
レンタカー=観光地のイメージはいまだに強いが、そのいっぽうでカーシェアリングが浸透してきていることもあり、都市部に「わ」ナンバーを見かけるケースが確実に増えている。
本企画では、レンタカー&カーシェアリングの最新事情に迫る。
文/諸星陽一、写真/TOYOTA、HONDA、MAZDA、SUZUKI、DAIHATSUA、Adobe Stock
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レンタカーのナンバーは「わ」または「れ」
クルマで取材に出かけることが多い私達は、移動中の道路でさまざまなものを見かけます。そうしたなかで、最近すごく感じているのがレンタカーの多さです。
ご存じの方も多いかと思いますが、レンタカーはナンバープレートの登録種別……つまり、ひらがなの部分が「わ」もしくは「れ」となっています。
一般的に北海道では「れ」、それ以外の地域では「わ」が使われていますが、最近沖縄では「わ」が足りなくなってしまい「れ」を使い始めたとのことです。
私が「レンタカーが多いなあ」と感じるのは関東近郊ですから、当然「わ」ナンバーです。
実はレンタカーはもうひとつ見分け方があって、リヤウインドウなどにレンタカー会社のステッカーなどが貼られるので、通常のクルマよりステッカー数が多いのです。
ステッカー数の多いクルマを見かけてレンタカーだと予想を付け、近づいてナンバープレートを確認すると「わ」ナンバーであるということが多いという感じです。
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