コロナ禍でプライベートな移動手段として注目されているバイク。「そういえば若い頃にはバイクに乗ってたなぁ」と遠い目をしているおじさん&おばさんのクルマユーザーのアナタ!
そんなアナタに今こそ乗ってほしいバイクを集めてみました。リターンライダーになりませんか?
モンキー125やCT125・ハンターカブ、ダックス125といった人気急上昇中の125㏄から、昔の限定解除、大型自動二輪免許が必要な400㏄オーバークラスまで、リターンライダーにお薦めのバイク15台を一気に紹介していこう。
文/高橋剛 市本行平
CG/SHIN GRAPHIC(ダックス125)
写真/HONDA YAMAHA SUZUKI KAWASAKI MIYASHINO
【画像ギャラリー】もう一度乗りたい! リターンライダーへのお薦めバイクを一挙公開!
おじさん&おばさんがバイクへリターンする際の注意点
オススメのバイクを紹介する前に、これからバイクへリターンするおじさん&おばさんたちへ、注意すべきポイントを挙げてみたい。
■その1/体は確実に鈍っています
体力も反射神経も年齢とともに確実に低下しています。子供の運動会の保護者徒競走に喜び勇んで出場したものの足がもつれてスッ転ぶぐらいなら笑いごとで済ませられますが、バイクでの転倒は事故となる。
若い時と、おじさん&おばさん化した今とでは体さばきがまったく異なることを自覚し、無理のないバイクライフを。
■その2/見栄を捨てましょう
バイクにステータスを求めるといいことはありません。バイクは、乗り手の運動能力が大きく影響する乗り物。
ザックリ言えば、下手な人が乗るとバイクのリスクは高まり、上手な人が乗ればリスクは下がる。久々のバイクで、腕に自信がないのに見栄で高性能なバイクを選ぶと、リスクは極めて高まるので注意が必要だ。
■その3/自由時間はあまりありません
夜通し走り続けたり、はるか遠くまで出かけたりと若い頃は金がなくても時間はあった。バイクは退屈な日常から長く、遠く逃れる手段だった。
でも今やアナタも立派なオトナ。もう日常からは逃れられない。バイクに乗る時間も限られている。近くて短時間でも楽しめるバイクを選ぶことが、幸せの近道。
■その4/残された時間もあまりありません
人生は一度きり。そして時間は不可逆。「バイクに乗りたい」と思った時に乗らずに、いつ乗るのか?
あれこれ考えると尻込みしてしまうが、考えずに飛び込めばなんとかなるもの。生活に負担をかけない程度に、趣味としてほどよくバイクを楽しめるぐらいの隙間はきっとある。アナタの意志次第。
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