毎年恒例となっている、昨年の販売台数ランキング。今回はカテゴリー別のトップ10をお届け!
2020年 国産登録車&軽自動車 販売台数ランキングはこちら!
フルモデルチェンジ車は新規で合計台数を計算するため、ノートなど販売台数が大きいクルマが年末発売のため下位に沈むなどの特徴があるので、それを念頭に見てほしい。
コロナ禍による影響なのか、「トップモデルは前年から大幅増、2位以下は前年割れ」という動きもちらほら見られた。昨年のカテゴリー別ランキングと比べてみるのも面白いかもしれない。
【ハスラー辛勝!? N-BOXは? ほか】 カテゴリー別 2019年新車販売 トップ10
※本稿は2021年1月のものです。ランキングは日本自動車販売協会連合会、全国軽自動車協会連合会の発表データを元に作成
文/ベストカー編集部 写真/ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』 2021年3月10日号
【画像ギャラリー】各カテゴリー順位表と上位&注目モデルをギャラリーでクイックチェック!
■SUVは絶好調! 販売台数の両極化が見られるカテゴリーも
まずはコンパクトカーだが、部門首位争いは世代交代で登場したヤリスと新型フィットの一騎討ちとなり、軍配はヤリスに上がった。
フィットはモデルチェンジで順調に販売を伸ばし、ヤリスに約6400台差にまで肉薄。
年末に新型ノートが発表されたため、今回のランキングには加わっていないが、2021年はこの3車種による激戦が予想される。
SUVカテゴリーの見どころは何といってもライズ。
破竹の勢いで販売台数を伸ばし、大差で首位となった。ほかにもハスラー、RAV4、ジムニーの3車種は前年比100%越えを達成。
新型ハリアーも好調なSUV部門から今年も目が離せない。
セダン・ハッチバック・ワゴンでは、昨年部門首位だったプリウスの販売台数が低迷。
そこに首位へ躍り出たのは新型カローラ3車種。
このうち、一番台数が出たのはステーションワゴンのカローラツーリングであり、この車種だけで約5万台と過半数以上を占めている。今年も同車の販売推移に注目したい。
ミニバン部門は、昨年台数を伸ばしていたアルファードが2020年に約9万台を記録し首位の座につけた。
それ以外の車種は前年比割れ。ミニバンには厳しい1年となった。
スポーツ>カテゴリーは昨年登場した注目株、GRヤリスは遅めの登場にも関わらず2位につけ、好調なスタートを切ったが、昨年に引き続きロードスターが部門首位を防衛した。
この牙城を崩す車種が果たして現われるだろうか?
軽自動車は、昨年に引き続きN-BOXが部門・総合ともに王座防衛に成功した。
2020年1月に発売されたハスラーはより勢いが増し、前年と比べて2万台アップし部門4位に。
パーキングブレーキ問題から2020年1月より生産を再開したN-WGNも7位につけ、トップ10の仲間入りを果たした。
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