■世界へ勝負を仕掛ける新生モンキー
ホンダの「モンキー」といえば、(スーパーカブと並んで)長く「原付界」を代表するモデルだった。1967年の初代モンキー発売以来、多くの「ちょっとオシャレな若者」から支持されていたが、2017年に排ガス規制の対応が難しくなったため生産終了。
各メディアは追悼企画を実施した。そんなモンキーが、125ccに排気量アップして復活する。おかえりなさい。
発表は本日2018年4月23日、発売は同年7月12日から。
エンジンは空冷4ストOHC単気筒に4速MTを組み合わせ、車体はバックボーンフレームを採用。シートレールは剛性を確保しながら、デザインの基調であるラウンドシェイプに合わせた形状としている。
足回りはバネ下重量を軽減する倒立フロントフォークや、強度を確保した専用設計のスイングアームを採用。ブレーキは前・後ディスク、フロントのみABS(アンチ・ロックブレーキ・システム)を装着したタイプを設定している。
ボディカラーは、当記事メイン写真に使用している「パールネビュラレッド」と「バナナイエロー」の2色を設定。燃料タンクを主体色とホワイトのツートーンとなっている。
国内だけしか需要がない50ccから、世界(主にアセアン諸国)需要を見越して125cc化したモンキー。日本を飛び出して、世界中で走り回ってほしい。
【販売計画台数(国内・年間)】
シリーズ合計 3,200台
【メーカー希望小売価格(消費税8%込み)】
モンキー125 399,600円
モンキー125<ABS付き> 432,000円
【モンキー主要諸元】
全長1710×全幅755×全高1030mm、車両重量105kg(ABS付きは107kg)、総排気量124cc、乗車定員1名、最高出力9.4ps/7000rpm、最大トルク1.1kgm/5250rpm、WMTCモード燃費67.1km/L
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