2021年4月29日(イタリア現地時間)、スズキ・イタリアはEVオープンスポーツのコンセプトカー「ミサノ(Misano)」を発表した。
ヨーロッパ最大のデザイン学校「IED」とのコラボにより生み出され、イタリアの名サーキット ミサノ・ワールド・サーキットの名前を冠されたこのモデルをじっくりご紹介しよう。
※本稿は2021年5月のものです
文/ベストカー編集部 写真/SUZUKI
初出:『ベストカー』2021年6月26日号
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■スズキの2輪&4輪を一台で表現した タンデムシートのコンセプトカー「ミサノ」
2021年4月29日、スズキイタリアから魅力的なデザインのコンセプトEVカーが発表された。名前は「ミサノ」。
ミサノのデザインは、日本のカーデザインの哲学とイタリアの伝統である情熱、スタイル、楽しさを織り交ぜたとしている。
MotoGPのサンマリノGPで使われる「ミサノワールドサーキット」が名前の由来だ。
このコンセプトカーはヨーロッパ最大級のデザイン学校「IED」との共同デザインで、24人の学生による論文プロジェクトの成果という。
コンパクトで機能的かつ、エレガントでスポーティなデザインを実現。
特徴的な左右非対称のタンデムシート2シーター、バイクのような操縦桿、濃紫にアクセントのカッパーカラーの映える魅力的なEVスポーツカーに仕上がった。
サイズも全長4000mm×全幅1750mm、全高1000mmとコンパクト。
コンパクトで遊べるスポーツカーが欲しい人にはたまらないサイズ感なのもスズキらしくていい。
ミサノは2021年5月15日から6月6日まで、イタリア・トリノにあるトリノ自動車博物館(MAUTO-Museo Nazionale dell’Automobile)にて展示された。
スズキさん、普通の2シーターにデザインを変更して、スイスポの1.4Lターボエンジンとソフトトップを搭載して売ってもらえませんかね…!!?
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