はとバスでは、存分に趣味を楽しみたいバスファン向けに、2つのコースを限定運行する。本稿では3日限定の「はとバス初代ハイブリッド車両ラストラン乗車記念」イベントを取り上げる。
文:三条桐葭
編集:古川智規(バスマガジン編集部)
非売品の記念乗車証から寄せ書きまで!
2008年7月、当時は希少であったハイブリッド仕様の観光バス(日野自動車製・BJG-RU1ASAR)を、日本で初めて定期観光専用車両として導入したのがはとバスだ。
13年間走り続けた初代ハイブリッドバス4両は、2021年12月をもって、はとバスでの役目を終える。 安心安全な旅を続けた初代ハイブリッドバスに感謝の意を込め、ラストランイベントを実施する。
対象コースに参加した方には『ラストラン記念乗車証(非売品)』が贈られる。またイベント最終日には、乗車したバスの車体に描かれている鳩のイラスト部分に寄せ書きをするイベント(コース参加者限定)を用意しているとのことだ。
通常コースでラストラン!
「はとバス初代ハイブリッドバス」ラストラン乗車記念イベントの開催日程は2021年12月10日(金)、11日(土)、12日(日)の3日間 。イベント内容は『ラストラン記念乗車証(非売品)』プレゼント(3日間共通)、バス車体に寄せ書き(12日のみ・寄せ書きの箇所は指定場所のみ)。
対象コースは「東京スカイツリーと浅草散策」なおイベント実施日以外は通常のコースとして運行し、ハイブリッドバスではないので注意。
料金は大人(18歳以上) 5,400円、中人(12~17歳/中・高生) 4,970円、こども(6~11歳/小学生) 2,880円で、旅行行程は、東京駅丸の内南口(10:00発)=東京スカイツリー展望デッキ(展望/70分)=浅草観音と仲見世(自由散策・ちょっぴり雷おこし&浅草花月堂のジャンボめろんぱん付/70分)=東京駅丸の内南口(14:20着予定)。
普段は何気なしに見て乗っているバスだが、「いつまでもあると思うなバスの型式」ということで、ラストランを一緒に走り抜ける感慨深いイベントになりそうだ。
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