京成トランジットバスは2022年4月1日(金)より市川駅南口と西船橋駅南口 を結ぶ新設路線の運行を開始する。市川駅や西船橋駅から市川警察署や市川地方卸売市場、総合ショッピングモール「SHOPS」へのアクセスが便利になる。なお本稿の内容は国土交通省への認可を前提にしている。
文:三条桐葭
編集:古川智規(バスマガジン編集部)
総武緩行線に並行するが絶妙な距離感
本路線の路線名は大洲・中山線で、系統名は「市川03」系統。市川駅南口~西船橋駅南口(通し運転)・市川駅南口~市川地方卸売市場・西船橋駅南口~市川地方卸売市場の3系統からなる。
運転本数は次の通り。市川駅南口~西船橋駅南口は平日48便/土日祝37便、市川駅南口~市川地方卸売市場は平日8便/土日祝2便、西船橋駅南口~市川地方卸売市場は平日11便/土日祝3便。通し運転の便数が最も多い。
この区間は並行して総武緩行線が走り、途中駅は本八幡駅と下総中山駅だが、どちらの駅も経由しないので純粋に生活路線としての利用が期待される。通しで乗車するなら鉄道利用の方が有利だが、鉄道駅間の少し離れた幹線道路を走るので、住宅地を駅まで結ぶ路線として活躍しそうだ。
市川駅には総武快速線も停車し、西船橋駅には総武緩行線の他に武蔵野線や京葉線直通の電車が停車する。また東京メトロ東西線や東葉高速鉄道も乗り入れるので目的地により行き先を選択する利用方法が想定される。
【画像ギャラリー】市川駅-西船橋駅間の「市川03」系統が4月1日から運行開始!(3枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方