今年も1月からノア/ヴォクシーが登場し、SUVを見回してもほぼ全サイズをカバー、当然売上も絶好調…。コロナ禍、ロシア禍などマイナス材料てんこ盛りなれど、トヨタの無双ぶりに陰りはみえない。
しかし、そんな常勝トヨタの牙城を切り崩すべく、これから続々とトヨタ車と渡り合うに足りる、楽しくおもしろいクルマたちが出てくる。やや駆け足だが、「世の中トヨタ車ばっかりじゃねえんだぜ」と示すべく、新鋭たちを期待を込めながら紹介したい。
※本稿は2022年4月のものです
文・予想CG/ベストカー編集部、写真/ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2022年5月10日号
■これから登場する各社の刺客がトヨタを狙う
打倒ノア/ヴォクシーといえばセレナ(日産)が大本命。登場は来年にずれ込んだが、進化したe-PОWERに期待だ。
登場が遅れ販社が悲鳴を上げているというエクストレイル(日産)は、VCターボ+e-PОWERがセールスポイントだが、RAV4に一矢報いることができるかに注目がかかる。
今年の目玉はマツダ CX-60。トヨタにないFRベースのSUVをユーザーがどう評価するのか楽しみである。日本での販売開始は今年初秋を予定。
打倒アルファードに燃えるエルグランド(日産)、打倒ヤリスを虎視眈々と狙っているスイフト(スズキ)も楽しみな一台と言える。
5月26日に発売を開始したばかりのステップワゴン(ホンダ)も楽しみな存在だ。事前予約が好調で、納車の長期化は必至。
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確かにトヨタ車は強いが、ここで紹介したのは、販売台数では負けていてもどこかしらで勝るもののあるクルマたち、そして何より熱心なファンを抱えるクルマたち。
傍目からも、やっぱり「トヨタ一色」はつまらない。すばらしい技術、駆け抜ける喜びを存分に纏った楽しい走りでトヨタ車を打ち負かし、ユーザーを魅了してほしい。
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