■変更点はわずか、それでも売れ行きは過熱
「11月初頭では…」といわれていた現行アルファード/ヴェルファイアの一部改良が、2018年10月25日、つまり本日実施されました。
現行型(3代目)アルファード/ヴェルファイアは2015年1月に発売され、2017年12月に大きめのマイナーチェンジを実施し、フロントマスクを一新。以来、販売台数が加速し、2018年9月の月販台数でアルファードが5690台、ヴェルファイアが2870台と、500万円クラスの国産車としては異例の売り上げを続けている。
そんな大ヒット中のアルファード/ヴェルファイア、今回の改良では、
・駐車場などでのアクセルの踏み間違いや踏みすぎなどで起こる衝突被害の軽減に寄与するインテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ<静止物>)を全グレードに標準装備
・ナビゲーションとのセットオプションとしていたブラインドスポットモニター(BSM)を、デジタルインナーミラーとの組み合わせにした
上記2点を変更(全長、全幅、全高、エンジン、ミッション、外装、上記以外の装備関係に変更なし)。車両本体価格は各グレード(インテリジェントクリアランスソナー装備ぶんとして)2万1600円の値上げとなる。
さてしかし、販売絶好調のこのアルファード/ヴェルファイアだが、納車時期がかなり伸びている、という情報が入っている。
現在はすぐに成約しても5ヶ月待ちで、2019年3月頃の納車見込みだとか。人気が過熱しているのに加え、ちょうど新型との切り替え生産の時期に西日本での台風、北海道地震が発生し、部品供給に滞りが出たためだとディーラーでは説明しているそう。
とはいえ、すでに押しも押されもせぬトヨタの販売的大黒柱となったアルファード/ヴェルファイア。年末商戦に向けて商品力をアップさせ、さらに販売台数を伸ばしそう。
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