2022/11/25
小城市(佐賀県小城市、市長:江里口 秀次)と、日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:内田 誠)、佐賀日産自動車株式会社(本社:佐賀県佐賀市大財、社長:福岡 龍一郎)および株式会社日産サティオ佐賀(本社:佐賀県佐賀市嘉瀬町、社長:髙 裕行)の4者は、25日、電気自動車を活用した「脱炭素化及び強靱化に関する連携協定」を締結しました。
本協定は、「走る蓄電池」となる電気自動車(EV)の普及や脱炭素化の推進と同時に、小城市で災害による停電が発生した際、日産の販売会社から貸与する電気自動車(EV)「日産リーフ 」等を電力源とした災害時の電力供給体制の構築を目的とした協定で、ゼロ・エミッション社会の実現を目指す日産の『ブルー・スイッチ』活動としては196件目の取り組みとなります。
【協定の経緯・背景】
小城市は、本年2月に「ゼロカーボンシティ」を宣言し、温室効果ガス排出量を2050年までに実質ゼロとするための取り組みを進めています。また、持続可能で強靱なまちづくりを目指し、SDGs推進にも積極的に取り組んでいます。
一方、日産自動車は、EVならではの新たな価値やワクワクを提供し続けるとともに、2018年5月より、EVの普及を通じて、脱炭素、災害対策、エネルギーマネジメント、観光、地方での交通課題などの地域課題解決を目指す、日本電動化アクション『ブルー・スイッチ』 を、全国の自治体や企業、販売会社と共に推進しています。また、2030年代早期には、主要市場で投入する新型車すべてを電動車両にすることを宣言、電動化をリードしながら、SDGsの達成やカーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを加速しています。
この日産自動車が推進する『ブルー・スイッチ』、そして、小城市が推進する環境・防災対策やSDGsの推進と、双方の取り組みにお互いが賛同し、本協定の締結を行う運びとなりました。
【協定の概要と主な連携内容】
電気自動車を活用した「脱炭素化及び強靱化に関する連携協定」の概要は、以下の通りです。
- 小城市および日産自動車、佐賀日産自動車、日産サティオ佐賀は、平常時も電気自動車(EV)の普及促進を行うほか、市が主催するイベント等においてEVの車両展示や電力供給のデモンストレーションを行うなど、EVの「走る蓄電池」としての活用を市民へ積極的にアピールし、環境・防災意識向上を目指す。
- 小城市で災害を起因とする停電が発生した際、市が指定する避難所等に、日産の販売会社の店舗に配備している電気自動車(EV)「日産リーフ」等を無償で貸与し、EVからの給電により、災害時にも避難所等で継続して電力が供給できる体制を整え、市民の生命及び身体の安全を守る。
電気自動車「日産リーフ」を活用した脱炭素化、強靱化イメージ図
小城市は、今年度に公用車として電気自動車(EV)「日産リーフ」1台および電気自動車から電気を取り出す可搬型給電器1台を導入しており、今後も環境に優しいEVの普及を目指し、環境・防災力向上に努めていきます。
小城市と日産自動車は、本協定締結を機に、電気自動車(EV)を活用し、環境に配慮した災害に強い持続可能なまちづくりを推進し、美しい自然環境を未来に残すため、EVの普及を通じた地域課題の解決、脱炭素社会の実現、SDGs達成に向けて、更に連携を強化してまいります。
以 上
First Contact Nissan Technology:https://www3.nissan.co.jp/first-contact-technology.html
日本電動化アクション「ブルー・スイッチ」:https://www3.nissan.co.jp/first-contact-technology/blue-switch.html
詳細はこちらのリンクよりご覧ください。
https://newsroom.nissan-global.com/ja-JP/releases/release-38b3f4b4373aa402953910d18b458abb-221125-01-j
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