2022年、日本の乗用車市場に電気自動車で参入を果たした中国BYD。なにかと話題の同社だが、なんと東京オートサロンにもブースを構えることが判明した。はたしてその中身は?
文/ベストカーWeb編集部、写真/BYD、ベストカーWeb編集部
■ATTO3にくわえてコンパクトモデルやセダンも展示
2022年には電気自動車の販売台数で世界一となったBYD。その日本法人であるBYDオートジャパンは、より多くの人たちにBYDのブランドとEVを身近に感じてもらう機会を作るべく、東京オートサロンへの出展を決定したとのこと。展示ブースでは、“X TOKYO”をテーマにe-SUV「ATTO 3」、e-Compact「ドルフィン」、e-Sedan「シール」の3車種を展示する。BYDの車両は見る機会がまだまだ少ないだけに、中国製EVの出来栄えを会場でじっくりチェックできるのはうれしいニュースだ。
同社は2022年7月に日本の乗用車市場への参入を発表し、上記3台をお披露目した。12月5日には第1弾となるATTO3の価格を440万円と公表し、2023年1月31日から発売を開始すると明らかにしたばかり。乗用車事業本格始動を大々的にアピールするうえでも、年初の東京オートサロンは重要な舞台となるだろう。
BYDは現在もビジネス基盤を着々と固めている。2025年には全国で100か所超のディーラー網を構築するというが、2023年1月には早速22の店舗が営業をスタートするという。そこにはオートバックスのグループ企業なども名を連ねており、力強い援護射撃が期待できそうだ。
いっぽう購入後のユーザーサポートとして、ロードアシストサービスの充実にも着手している。東京のプレステージインターナショナルと提携し、同社の子会社がトラブル時の現場対応やカスタマーサービスなどを手がけるようだ。今後は「ドルフィン」「シール」と販売車種も増えるだけに、ぜひともアフターサービスを充実させてほしい。
手頃なEVが欲しいと考えている人は、東京オートサロンでBYDブースをのぞいてみるべし!
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