現行N-BOXの登場から約6年、いよいよ新型N-BOXの姿が明らかになってきた。愛知県名古屋市や東名阪道で、新型N-BOXと思われる覆面テスト車が公道を走行している写真が捉えられた。そこで、新型N-BOXの中身はどうなのか、発売時期はいつなのか、今わかっている情報すべてお伝えしていこう。
文/ベストカーWeb編集部、写真/ベストカーWeb編集部、ホンダ、覆面テスト車の写真(Twitter ID:CHOMO @chomographer、Twitter ID:K.M @KM1221)
■N-BOXの覆面テスト車が頻繁に出現
N-BOX」の2022年度(2022年4月~2023年3月)における販売台数が20万4734台となり、登録車を含む新車販売台数においてNO.1を獲得。年度の新車販売台数においては2年連続、軽四輪車新車販売台数においては8年連続の首位獲得となった。
現行2代目のN-BOXは2017年9月の発売で、デビューから約6年を迎える末期モデルにも関わらず、相変わらず売れ続けている。
気になるのは新型N-BOXはいつデビューするのか? 現在掴んでいる最新情報では2023年秋~2023年末。ただ、N-BOXの価格が2023年4月21日から値上げされたこと、工場出荷時期が5ヵ月程度で受注停止になっていないことを考慮すると、発表発売時期は2023年末が有力だ。10月25日から開催される「ジャパンモビリティショー」で発表されるのでは、という情報もある。
ではツィッターに投稿された2つの写真を見ていこう。まずは愛知県名古屋市でチョモさん(Twitter ID:CHOMO @chomographer)が撮影した新型N-BOXの覆面テスト車。現行N-BOXのリア写真を見比べて見ると、大きく変わっているようには見えないので、キープコンセプトではないかと思われる。
いっぽう、K.Mさんが東名阪自動車道でキャッチした新N-BOXの覆面テスト車(Twitter ID:K.M @KM1221)は右側がN-BOXカスタム、左側がノーマルのN-BOXに見える。
デザインがわからないように厳重にカモフラージュされているため、なかなか判別しにくいが、右側のカスタム、左側の標準車のヘッドライトをよく見ると、現行モデルとは異なっているのがわかる。
ホンダの営業マンによれば、売れ続けているということでデザインはキープコンセプトとなり、標準車よりもカスタムのほうが大きく変更しているとのこと。
また、ホンダセンシングの車載カメラがワイドビュータイプになっているのが写真から確認できる。ただ、フロントと各コーナーに計5台のミリ波レーダーを新たに装備するホンダセンシング360は採用されないもよう。
センサーの視野角を従来の50度から100度へ拡大した単眼カメラに加え、前後の超音波センサーを組み合わせてセンシングするフィットのホンダセンシングと同様のものが採用されそうだ。
そのほかの情報としては、新型N-BOXは、2代目N-BOXのプラットフォームを引き続き採用し、ホンダセンシング、液晶カラーディスプレイなどの採用が目新しいところだろう。
パワーユニットは改良型の660㏄のNAとターボの2種類を搭載予定で、マイルドハイブリッドやe:HEVの搭載はないもよう。
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