先月にCX-8は存続するとお知らせしましたが、ごめんなさい。新たに取材するとCX-8は生産終了となり、今後は別のモデルに切り替わるという。CX-8なき後、マツダの3列SUVはどうなるのよ!?
文&写真:ベストカーWeb編集部
■新型CX-80は300万円台前半~!? 終売CX-8の受け皿に
結論からいうとCX-8なき後は、23年度内に登場予定の新型CX-80が実質的な後継モデルに!! CX-60登場後も発売中のCX-5と同じ運命を辿るという説もあったが、CX-8は1代限りで姿を消すこととなった。
どういうことか。CX-8はご存じの通りマツダがミニバン市場から撤退後に、その受け皿という立ち位置でデビュー。
実際MPVやプレマシーといったマツダミニバンからの乗り換え、そしてSUVブームも追い風となり3列SUV市場でナンバー1の売上を誇る人気モデルでもあった。
ならば続ければいいじゃん!! と思うのだが、これにはCX-8の販売地域が関係してるという。
CX-5は約120の国と地域で発売しているが、CX-8は日本のほかにオーストラリア、ニュージーランドにアジアと、ごく一部なのだ。
そう、CX-8は世界的に見れば超レアモデルであったというワケ。だからこそ1代限りで終了させ、次のCX-80で戦おうという作戦なのだ。
おそらくCX-8は299万4200円~、CX-60が322万3000円~となっていることを考えるに、新型CX-80は300万円台前半からのスタートとなりそうだ。
■CX-60のネガ払拭!! CX-80の完成度期待大
新型CX-80はCX-60の3列シート版という立ち位置で、基本骨格は同じながら全長を延長するためかなりの巨大ボディ。
終売となるCX-8の快適な2列目シートを超える豪華版もラインアップされる予定。なのだが、発売時期は23年度中とかなり曖昧。これじつは兄弟車の改良が起因しているという話が聞こえてきた。
CX-60は新開発のFRプラットフォーム&縦置きエンジンと、電動化が進む現在においてはかなり稀有な存在。
もちろん走りだってプレミアムブランドに匹敵するほどだが、足まわりが少々硬め、あるいはトルコンレスATのギクシャク感など、改善ポイントが存在するのも事実である。
CX-80は先述の通り兄弟車ゆえ、CX-60と多くの部分で共有化を図っており、このネガ部分を払しょくすべく、鋭意調整中だという情報も。
となれば新型CX-80は走り&乗り心地をレベルアップ、そして24年に後半にも実施するであろうCX-60の改良モデルも俄然期待が高まるのだった。
【画像ギャラリー】新型CX-80はほぼコレ!? その答えはCX-90にアリ(7枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方