世界中の様々なところでEV市場をけん引し続けているのがテスラ。日本車とは違ってクルマの品質はそのままに値下げを実施!! テスラがやることは大胆すぎるのよ……。
※本稿は2023年7月のものです
文/片岡英明、写真/ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2023年8月10日号
■世界的にEV市場をけん引し続けるテスラ
アメリカはもちろん、ヨーロッパでも中国でも、そして日本でもEV市場をけん引し続けているのがテスラだ。大容量のバッテリーを搭載していることに加え、未来感覚あふれるインパネなど、多くの魅力を秘めている。
また、高い商品性と優れたコストパフォーマンスだけでなく、世界各地でバッテリーのギガファクトリー建設に投資してきたから値下げも実現させた。
■中国勢に対抗するため数度にわたり値下げを断行!
テスラは、上海工場で生産している中国製のモデルYの販売価格を大幅に引き下げ、ライバルを驚かせている。この1年の間に5度も値下げを行ったからだ。アメリカでも同じように値下げ攻勢をかけている。連絡なしに値下げすることも多い。
この2国以外にも多くの国でテスラは値下げを断行している。伸びが著しい中国勢に対抗するための値下げだが、競争力のある新車価格で販売できるのはテスラの強みと言えるだろう。あっぱれというしかない。これに対し日本車は、コストアップなどを理由に値上げラッシュだ。
【画像ギャラリー】値下げに踏み切り中国勢に対抗するテスラ モデル3&テスラ モデルY(16枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方スマホは値下げ競争が熾烈化して儲からなくなってきています。
Appleですら新型iPhoneを出しても業績が上がらない状況です。
テスラはいわば「走るスマホ」を作ってるわけで、今後値下げせざるをえなくなるのは必至でしょう。
「走るスマホ」ではないクルマとしての魅力を作れるかが、他のEVメーカーの腕の見せ所となるはずです。
走行距離の大幅水増し表示で、実際はカタログ性能なかった事がバレ、価格に見合わない実性能なら買わなかった、と集団訴訟に発展してますもんね
他にも車内盗撮を社員が共有、自動運転を顧客と公道でテストして数多くの事故を起こし、突然切れて閉じ込めも多いですね
しかも約束した保証を実行せず不具合報告に自動音声で拒絶。近年稀に見る詐欺企業だった上に中国での操業が暗雲なので、まともな人は買わない=値で釣るしかない