ゴールデンウィークの連休明け、令和が始まった2019年5月から2020年にかけての新車スケジュールをお届けします。
2019年11月にマイナーチェンジするC-HRをはじめ、2020年1月にビッグマイナーチェンジするアルファード、ヴェルファイア、新型マツダ3、CX-30の販売スケジュール、さらには2020年春にフルモデルチェンジを予定している新型ハスラーなど、情報満載でお届けします。
文/遠藤 徹
写真/ベストカー編集部
初出/ベストカー2019年5月10日号
■C-HRは2019年11月にマイナーチェンジ&「GR」バージョンを設定
トヨタは2019年11月にもC-HRをマイナーチェンジすると同時に、「GR」バージョンを設定して発売します。
マイナーチェンジは、内外装のデザイン変更、新グレード&新ボディカラーの設定、先進安全装備「トヨタセーフティセンス」の進化版を追加するなどが実施されます。
「GR」は1.2LターボのG-Tグレードをベースにカスタマイズしたスポーツバージョンで、足回りも若干強化した仕様になっています。なお、同じ頃にマイナーチェンジした現行プリウスにもGRバージョンが設定されます。
■アルファード/ヴェルファイアは2020年1月にビッグマイナーチェンジ
トヨタは2020年1月からアルファード/ヴェルファイアをトヨタ全系列店で扱うのと同時に、両モデルをビッグマイナーチェンジします。
これまでアルファードをトヨペット店、ヴェルファイアをネッツ店でそれぞれ専売としていたのを、アルファードはトヨタ店とトヨペット店、ヴェルファイアはカローラ店とネッツ店の各併売へと変更します。
ビッグマイナーチェンジでは内外装のデザイン変更のほか、2・5ℓハイブリッドモデルに現在の4WD車に加えて2WD車を新設定する可能性があります。
そして2025年までには両姉妹車を統合し、アルファードに1本化する見込みです。次期型にバトンタッチするのは2022年初め頃になる見通しです。
■マツダCX-30は2019年末に発表、2020年1月発売か?
マツダは新型SUV「CX-30」を2019年末の12月に発表、2020年1月発売の予定でスケジュール調整をしているようです。
CX-30はCX-3とCX-5の中間に位置づけられるクーペスタイルのSUVで、30代の若者層をターゲットユーザーに設定します。
搭載するパワーユニットは2LガソリンのSKYACTIV-X、1.8Lターボのクリーンディーゼルとなる見込みです。人気動向次第ではマツダSUVのトップセラーモデルに浮上する可能性もあります。
■新型マツダ3は3段階に分けて発売
マツダが2019年4月12日に発表、5月24日に発売する「新型マツダ3」は搭載するエンジンを3段階に分けて市場導入することになっています。
2019年5月24日に発売するのは販売規模の最も多い1.5Lガソリンエンジン車で、次は2019年7月に1.8Lクリーンディーゼルエンジン車と2Lガソリンエンジン車、そして最後は最も低燃費で高価格になる予定のSKYACTIV-X搭載車が2019年10月となっています。
この3段階による発売は、それぞれの特徴があるので分けて発売したほうが効果的だという読みがあるためのようです。
ただし、2019年3月上旬の予約受付ではSKYACTIV-Xを除く全車の見積書の作成が可能になっています。SKYACTIV-Xは8月頃からの予約受付となりそうです。
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