おじさんこそスイフトスポーツ!! 高速で16km/Lも!! 元走り屋オヤジが買って確信したオススメできる4つのワケ

おじさんこそスイフトスポーツ!! 高速で16km/Lも!! 元走り屋オヤジが買って確信したオススメできる4つのワケ

 筆者は数か月前に50歳の大台を迎えた中年オヤジ。小さい頃からクルマが大好きで、一番多感(?)な時期に1.3Lから1.6L付近のスポーツモデルを乗り継ぎ、紆余曲折を経て、現行型スイフトスポーツ(6AT)を購入。すっかり魅力にとりつかれ、青春時代再びという感じでカーライフを楽しんでいます。スイスポを買って分かった勧められる4つの理由を紹介します。

文:奥野大志(Team G)/写真:スズキ

■往時のスポーツモデル比で倍ぐらい速い

低回転から太いトルクを発生するK14Cエンジン。後世に語り継がれる名機です
低回転から太いトルクを発生するK14Cエンジン。後世に語り継がれる名機です

 筆者の年齢に近い、ベストカー読者も多いと思いますが、私も含めたかつてのクルマ好きが、一度はステアリングを握っているのが1.3Lから1.6Lぐらいのスポーツモデル。

 自分の愛車はもちろん、親のクルマや彼女のクルマなど、所有者はさまざま。

 ちなみに私はEP82スターレット(1.3L)から始まり、AE86レビン(1.6L)、NA6ロードスター(1.6L)と乗り継ぎました。

 1.4Lのスイスポは上記の車種とだいたい同じクラスになると思いますが、当時のモデルと比べるとビックリ。段違いに速いんです。

 スターレットはターボではなく、1.3LのNAでしたが、体感2倍ぐらい速いと言っても過言ではありません。

 余談ですがロードスターはエアコンを入れた瞬間、失速するようにパワーが落ちましたが、スイスポは何も起きません。

 つまり、見た目はコンパクトカーでも、2クラス上ぐらいのパワフルさです。

 昔のコンパクトカーで記憶が止まっている人は一度ステアリングを握ってみてください。アドレナリン出まくりでいい汗をかくこと間違いなしです。

■ブン回さなくても速い!! なにより超快適なのよ

スポット増し(溶接)を行った高いボディ剛性もスイスポの特徴
スポット増し(溶接)を行った高いボディ剛性もスイスポの特徴

 昔は若かったこともあり、エンジンをガンガンまわして乗っていました。

 まわさないと加速しないのも理由のひとつですが、それに伴い、ノイジーなエンジン音が室内に侵入。後席に乗っている人とまともに会話ができなかった記憶があります。

 ところが、スイスポはパワーが140ps、トルクが23.4kg-mもあるから踏まなくても十分速く、しかも静か。

 マフラーは音質こそスポーティなものの、よく消音されており、かつてのコンパクトカーと比べるとまるで高級車のような静けさです。

 走りが楽しい上に快適だから、普段腰が重い人でもどんどん外に出かけようという気持ちになり、結果若返るというわけ。

 ウソだと思う人はぜひステアリングを握ってみてください。出かける用がなくてもドライブに行きたくなるはずです。

次ページは : ■燃費はエコカー並み!! ついつい走りたくなっちゃう

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