ジャパンモビリティショーに向けて、日産が新たなEVコンセプトカーを発表した。今度はアウトドアを楽しむ人のための未来派SUVだ!
文/ベストカーWeb編集部、写真/日産自動車
■止まっているのに走ってるような疾走感!
ジャパンモビリティショーへ向けて、未来志向の電動モデルを発表している日産。すでに10月3日には第1段の「ハイパーアーバン」がヴェールを脱いだが、10月10日、新たに「ハイパーアドベンチャー」が公開された。
このクルマは自然を愛し、アウトドアを存分に楽しみたいユーザーに向けた本格SUV。ひと目見ると、ボディが「傾斜」したような印象を受けるが、これはクルマの持つ「四角っぽさ」から脱却し、よりダイナミックでシャープな印象を生み出そうという試みだ。
エッジの効いたボディパネルも魅力的だ。スノーギアの「アイゼン」をモチーフにしたフロントバンパーやサイドからリアへとシームレスに繋がる面構成が、独特の迫力とモダンさを生んでいる。ドアはフロントが前ヒンジ、リアはガルウイング式に開く。
室内はアクティブさを押し出した5人乗り仕様。ダッシュボードは全面が液晶で覆われており、インフォテインメントのほか、車両の状況に応じた支援情報なども表示する。ステアリングはヨーク型(操縦桿タイプ)だ。
いっぽうリアシートは後方へ「宙返り」させることができ、リアハッチを開いてベンチとして活用できる。夜空や風景を眺めたり、キャンプサイトなどでも重宝するだろう。
ハイパーアドベンチャーは大容量バッテリーを積んでいるため、ロングドライブはもちろん、キャンプサイトに電力供給を行ったり、V2X機能を使って電力網の一部として機能させることもできる。駆動方式は電気式4WDの「e-4ORCE」だから、雪道でも悪路でもバツグンの走破性を誇るはず。
ジャパンモビリティショーの会場では、「ハイパーアドベンチャー」がデジタル展示される。デジタルと自然が融合するアウトドアライフをぜひのぞいてみよう!
【画像ギャラリー】こんなクルマが道を走ってほしい! ハイパーアドベンチャーのお姿はこちら!(7枚)画像ギャラリー
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