ジャパンモビリティショーの日産ブースで忘れちゃいけないのが、日産創業90周年を記念した限定車だ。リーフ、サクラ、エクストレイル、キックス、セレナ、オーラに設定されるこのモデルは、ノーマルといったいどこが違うのか? 相違点をずらっと紹介しよう!
文/ベストカーWeb編集部、写真/森山良雄、ベストカーWeb編集部
■EVのテーマカラーである「カッパー(銅)」がアクセント
2023年12月26日、日産自動車は創業90周年を迎える。これを記念して日産はリーフ、サクラ、エクストレイル、キックス、セレナ、オーラに90周年記念車を設定して、12月に発売する予定だが、気になるのが「ノーマルとどこが違うの?」ということだ。
各車に共通する違いを、エクステリアから紹介しよう。
最大のポイントは、どこかに『カッパー色(銅色)』が入ること。日産はカッパーを電動車のイメージカラー(電気といえば銅線だものね)と位置付けており、この色をボディのどこかに用いているのだ。
どこをカッパーに塗っているかは、クルマによって異なる。たとえばリーフは、フロントバンパー下部のリップスポイラーとリアバンパーのディフューザー部分をカッパーに塗っている。サクラはAピラーからルーフラインにかけて、カッパーのラインを入れているといった具合だ。
ドアミラーとアルミホイールの色も、90周年記念車専用となる。ドアミラーはすべてグロスブラックとなり、ここにもカッパーのアクセントが入る。アルミホイールは、デザインこそノーマルと同一だが、塗色がすべてブラックあるいはガンメタリックといったダーク系になっている。
■インテリアは、ブラックの合皮シートが特別装備
ボンネットに貼られたストライプが気になる人もいるだろう。センターがブラックで両サイドがこれまたカッパーに塗り分けられている。もちろんこいつも記念車の独自装備だ。
このストライプ、ちょっと凝っていて、明るいところでみるとブラック部分に細かいドット模様が見える。ところが暗い場所で弱い光があたると、いくつもの細いラインが光って表示が変化するのだ。
ちなみにボディカラーだが、日産のコーポレートカラーである赤がテーマカラーになるものの、それ以外の設定もある。カッパーのアクセントやダーク系ホイールとのマッチングを楽しむのもいいだろう。
さてインテリアだが、こちらの相違点は1点のみ。シート表皮が合皮になる点が違いだ。
たとえばリーフは、ノーマルでは布あるいはフルレザーが選べるが、90周年記念車はブラックの合皮となる。クッション部分がスウェード調、サイドがレザー調というコンビネーションだが、これは車種ごとにことなっていて、サクラなどは全面レザー調の合皮が使われていた。
日産の90周年記念車は、ジャパンモビリティショーの会場に展示されている(一部車種を除く)。発売開始は12月だが、気になる人は一足先にチェックしてみるといいだろう。
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